ミュージカル異国の丘』は、西木正明の『夢顔さんによろしく』に想を得た浅利慶太の演出により、劇団四季が断続的に上演しているミュージカル作品。2001年初演。

主人公の九重秀隆は近衛文隆をモデルとし、実際に近衛文隆により試みられた和平工作事件を素材に物語が構築されている。劇団四季の昭和三部作と呼ばれる作品群の一つ(残り二作は『ミュージカル李香蘭』と『ミュージカル南十字星』)。

但し、昭和24年(1949年)に封切、上映された映画『異国の丘』とはストーリーが異なる(関連項目にある吉田正歌謡曲異国の丘」がこの映画で採用されている)。

公演

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スタッフ

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主要キャスト

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(先頭がオリジナルキャスト)

主人公の名前

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劇団四季が『ミュージカル異国の丘』の製作発表を会誌等で告知した時点では、主人公名は「九重秀隆」ではなく近衛文隆であり、他の人物も実名を利用したものであった。しかし製作段階で、九重などの架空の名前に改名されている。

無料招待

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劇団四季の昭和三部作製作理念 「語り継ぐ日本の歴史」(劇団四季公式サイト内)に基づき、初演の頃より実際にシベリア抑留体験を持つ人物を、無料で公演に招待している。同じく昭和三部作の一つである『ミュージカル南十字星』の公演では、南方戦線従軍経験者が無料招待の対象となっている。

関連項目

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外部リンク

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