ワタベウェディング
この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。 (2020年7月) |
ワタベウェディング株式会社は、京都府京都市上京区に本社を置く海外挙式サービス事業などを行う企業。興和の100%子会社。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
大証1部(廃止) 4696 2013年7月15日上場廃止 |
本社所在地 |
日本 〒602-8602 京都府京都市上京区烏丸通丸太町上る春日町427-3 |
本店所在地 |
〒602-8011 京都府京都市上京区烏丸通出水上る桜鶴円町361 |
設立 | 1971年4月12日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7130001019342 |
事業内容 |
海外挙式サービス事業及び挙式参加者を対象とした旅行事業 挙式施設運営などの国内挙式サービス事業 ウェディングドレスなどの製造販売事業 |
代表者 | 谷浩太郎(代表取締役 社長執行役員) |
資本金 | 1億円(2022年3月) |
発行済株式総数 | 11株 |
売上高 |
連結:196億7800万円 単独:77億8400万円 (2020年12月期)[1] |
営業利益 |
連結:△109億8300万円 単独:△33億7300万円 (2020年12月期)[1] |
純利益 |
単独:△15億円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
単独:115億900万円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 連結2,111名(2022年3月) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
興和(株) 100% (2021年6月30日現在) |
主要子会社 |
沖縄ワタベウェディング株式会社 株式会社目黒雅叙園 メルパルク株式会社 株式会社ツドイエ |
関係する人物 | 渡部秀敏 |
外部リンク |
www |
概要
編集海外のリゾート地で行う結婚式をプロデュースする草分け的存在の企業であったが、2020年の新型コロナウイルス感染症の拡大により海外渡航が制限され、結婚式自体も自粛する傾向が強まる中で業績が急速に悪化。2021年には興和の完全子会社(経緯は後述)となり再出発している[3]。
沿革
編集- 1953年(昭和28年)7月 - 京都市上京区大宮通一条上るにて「ワタベ衣裳店」を創業。
- 1964年(昭和39年)10月 - 有限会社ワタベ衣裳店設立。
- 1971年(昭和46年)4月 - 株式会社に改組。
- 1996年(平成8年)8月 - ワタベウェディング株式会社に社名変更。
- 1997年(平成9年)10月 - 大阪証券取引所2部、京都証券取引所に上場。
- 2000年(平成12年)11月 - 東京証券取引所2部に上場。
- 2004年(平成16年)3月 - 東京・大阪両証券取引所1部へ指定替え。株式会社目黒雅叙園を子会社化。
- 2008年(平成20年)8月 - 子会社としてメルパルク株式会社を設立。日本郵政傘下の財団法人ゆうちょ財団よりメルパルク事業を譲受し、11か所のメルパルク施設の運営を開始。
- 2015年(平成27年)7月 - 株式会社千趣会の持分法適用関連会社となる。
- 2017年(平成29年)6月 - 米国ハワイ州の映像制作会社「プロペラ ユーエスエーINC」の株式を100%取得し子会社化。
- 2018年(平成30年)
- 1月 - 東京都千代田区にハワイラバーズ株式会社を設立。
- 4月 - 東京都千代田区の旅行会社・株式会社コンパクトシークの株式を51%取得し、子会社化。
- 11月 - ベトナム社会主義共和国ダナン市にワタナベワールドワイドベトナムCo.,LTD.を設立。
- 2019年(平成31年)4月 - 大韓民国ソウル市にワタナベ・コリアCo.,LTD.を設立。
- 2021年(令和3年)
主な関連会社
編集不祥事
編集- 2019年7月9日に放送された日本テレビの番組「スッキリ」で、ある20代夫婦の結婚式でのトラブルが採り上げられた。番組内では結婚式会社(会場)の名前は出なかったが、同社子会社が運営する「ホテル メルパルク仙台」で間違いないとネットで話題になった。
- トラブル内容は「1日1組と言われていたのに挙式当日は別の組とのダブルブッキングだった」、「旧姓で呼んだり、電報を読んだりはしないで欲しいと頼んでいたのに司会者からアナウンスされた」、「出席者の引き出物に原価が書かれた発注表が同封されていた」などであった。
- 本件に関し、メルパルクは同年7月8日に公式サイトで「一部のインターネットの書き込みにより、弊社の婚礼サービスをご利用された皆様やご親族の皆様、また、今後ご利用される予定の皆様を含め多くの方々に、ご心配・ご心労をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載した。
- のちに2019年11月には、夫婦の友人(ツイートした本人)が、自ら・夫婦と揉めている事と真実でない事を打ち明け、謝罪文をツイートしている。
参考資料
テレビ番組
編集- 日経スペシャル ガイアの夜明け 華麗なるブライダル戦争~二極化時代の“幸せの選択”~(2006年8月1日、テレビ東京)[7]。- リゾートウエディングを取材。
脚注
編集- ^ a b 2020年12月期 決算短信ワタベウェディング
- ^ a b ワタベウェディング株式会社 第60期決算公告
- ^ “「海外リゾート婚」草分け大手、「キャベジン」興和傘下に…自力更生断念し子会社化”. 読売新聞 (2021年5月29日). 2021年5月29日閲覧。
- ^ “ワタベウェディングが私的整理 興和の完全子会社に”. 日本経済新聞. (2021年3月19日) 2021年3月22日閲覧。
- ^ 『第三者割当による新株式発行及び定款の一部変更、株式併合及び単元株式数の定めの廃止並びに親会社、主要株主、主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動についてのお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ワタベウェディング、2021年3月19日 。2021年3月22日閲覧。
- ^ a b c d 『事業再生ADR手続における事業再生計画案の決議のための債権者会議の開催並びに事業再生ADR手続の成立及び債務免除等の金融支援に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ワタベウェディング、2021年5月27日 。2021年5月28日閲覧。
- ^ 華麗なるブライダル戦争~二極化時代の“幸せの選択”~ - テレビ東京 2006年8月1日