上田廣一
上田 廣一(うえだ こういち、1943年12月17日 - )は、日本の元検察官。上田廣一法律事務所所長。
北海道河西郡芽室町出身[1]。東京地方検察庁特別捜査部長、最高検察庁次長検事、東京高等検察庁検事長、政治資金適正化委員会委員長、整理回収機構代表取締役社長等を歴任。
経歴
編集- 1943年(昭和18年) - 北海道河西郡芽室町生まれ。
- 1966年(昭和41年) - 明治大学法学部卒業。
- 1969年(昭和44年) - 司法修習(21期)修了し検事任官。
- 法務省刑事局国際課長
- 1995年(平成7年) - 東京地方検察庁特別捜査部長。
- 2003年(平成15年) - 東京地検検事正
- 2004年(平成16年) - 仙台高等検察庁検事長。
- 2005年(平成17年) - 最高検察庁次長検事。
- 2006年(平成18年) - 東京高等検察庁検事長。
- 2007年(平成19年)1月 - 弁護士登録
- 2007年(平成19年) - 明治大学法科大学院特任教授。
- 2007年(平成19年)6月 - パイオニア(株)取締役
- 2008年(平成20年) - 政治資金適正化委員会委員長。
- 2008年(平成20年) - 法科大学院認証評価委員会委員。
- 2009年(平成21年)1月 - 整理回収機構代表取締役。
- 3月 - 代表取締役社長。
- 2009年(平成21年)6月-日本たばこ産業監査役。
- 2013年(平成25年) - 日本中央競馬会経営委員会委員、ワタミ外部有識者による業務改革検討委員会委員長。
- 2014年(平成26年) - 瑞宝重光章受章。
- 2014年 (平成26年) 政治資金適正化委員会委員長退任。
- 2015年(平成27年) - 東芝(不適切会計問題)第三者委員会委員長[2][3]。
- 2024年(令和6年) - 博報堂DYホールディングス取締役[4]。
主な著作
編集- 『脱税捜査の手引き』(法務総合研究所)
- 『会社犯罪』(共著、東京法令出版)
活動
編集東京地検特捜部の部長として、泉井石油商会脱税事件などを手がけた。
母校の明治大学にて教鞭を取りつつ、裁判員制度の啓発も行っている。
脚注
編集- ^ 私のなかの歴史 この道を行く① 元東京地検特捜部長 上田廣一さん「重い喘息 転地療養 芽室から横浜に」 - 北海道新聞2024年4月2日朝刊1面
- ^ 2015年5月15日第三者委員会の委員の選任等に関するお知らせ
- ^ 2015年5月13日現時点で判明している過年度修正額見込み及び第三者委員会設置に関する補足説明
- ^ 博報堂DYホールディングス、及び事業会社8社役員の異動に関するお知らせ博報堂DYホールディングス
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