世古 真臣(せこ まおみ、1926年1月8日[1] - 2005年11月11日)は、日本の経営者工学博士旭化成工業社長を務めた。

経歴 編集

三重県尾鷲市出身。旧制静岡県立静岡中学校[2]旧制静岡高等学校[要出典]を経て、1948年東京大学工学部電気工学科卒業。同年、旭化成工業に入社[1]。研究に携わり、1973年に取締役に就任し、常務、専務を経て、1979年6月に副社長に就任した[1]1985年6月に社長に昇格し、1989年6月に副会長に就任し、1993年6月からは相談役を務めた[1]

1974年1978年大河内賞1975年1979年日本化学会賞1980年電気化学会賞1981年高分子学会賞1990年4月に日本原子力学会特賞[3]を受賞[1]1984年4月に紫綬褒章を受章[1]2005年11月11日敗血症のために死去[4]。79歳没。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 人事興信所 2003, せ1頁.
  2. ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 77頁。
  3. ^ 特賞2201 化学法ウラン濃縮による高率的(ママ)濃縮技術
  4. ^ 2005年 11月12日 日本経済新聞 朝刊 p35

参考文献 編集

  • 人事興信所 編『人事興信録 第42版 上』人事興信所、2003年。 
先代
宮崎輝
旭化成社長
1985年 - 1989年
次代
弓倉礼一