北島 正元(きたじま まさもと、1912年8月7日 - 1983年11月1日[1])は、日本歴史学者東京都立大学名誉教授。専門は近世日本史

人物 編集

新潟県柏崎市生まれ[1]。旧制長野中学(長野県長野高等学校)、松本高等学校文科乙類を卒業[2] し、1935年東京帝国大学文学部国史学科卒業[1][3]卒業論文は「徳川幕府直領の研究」[4]。近世政治経済史を専攻し、1962年に「江戸幕府の権力構造」により東北大学から文学博士学位を授与される[5]

1950年新潟大学助教授、1951年東京都立大学 (1949-2011)助教授、1959年同大学教授、同大学附属図書館長、1977年定年退官後は立正大学教授を務め、1983年退職。専門書のほか、一般向けの著書・編著を多く著した。

著書 編集

編著・共著 編集

参考文献 編集

  • 『アルペン颪 旧制高等学校物語 松本高校編』(財界評論新社 1967年)
  • 村上直(著)、日本歴史学会(編)「北島正元氏の訃(学界消息)」『日本歴史』第429号、吉川弘文館、1984年、111-112頁。 
  • 〔日本歴史地理学会〕「各大学史学科卒業論文題目(一)」『歴史地理(日本歴史地理学会編集)』第65巻第3号、地人書館、1935年、112-115頁、NCID AN00254866 

脚注 編集