友岡子郷

日本の俳人 (1934-2022)

友岡 子郷(ともおか しきょう、1934年9月1日 - 2022年8月19日)は、兵庫県出身の俳人。本名は清。

経歴

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神戸市灘区生まれ。兵庫県立神戸高等学校を経て、甲南大学文学部卒業。大学在学中、高浜虚子の「ホトトギス」、波多野爽波の「青」に投句。1957年「椰子会」を結成。1958年より「青」編集。1968年、「青」を辞し「雲母」入会、飯田龍太に師事。同誌同人。同人誌「椰子」創刊。1991年、椰子会代表。1992年、「柚」創刊に参加。1993年、廣瀬直人の「白露」創刊に参加。1998年「椰子」終刊。2012年「椰子会」解散。

1977年、第1回雲母選賞、1978年、第25回現代俳句協会賞、2006年、『雲の賦』で第6回俳句四季大賞、2009年、『友岡子郷俳句集成』で第24回詩歌文学館賞、2013年、『黙礼』で第5回小野市詩歌文学賞受賞、2018年、『海の音』で第52回蛇笏賞受賞。ほかに第6回四誌連合会賞を受賞している。

代表句に「跳箱の突き手一瞬冬が来る」(『日の径』所収)。若々しくしなやかな叙情を特徴とする。

2022年8月19日、老衰のため神戸市灘区の高齢者施設で死去[1]。87歳没。

著書

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句集

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  • 『遠方』
  • 『日の径』
  • 『未草』
  • 『春隣』
  • 『風日』
  • 『翌』
  • 『葉風夕風』
  • 『雲の賦』
  • 『黙礼』
  • 『海の音』
  • 『貝風鈴』

全句集

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  • 『友岡子郷俳句集成』
『遠方』から『雲の賦』までを収めるとともに、「初期作品・三十句抄」「『雲の賦』以後」を収める。

その他

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  • 『飯田龍太鑑賞ノート』
  • 『天眞のことば』

関連文献

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参考文献

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  • 『現代俳句大事典』 三省堂、2005年
  • 友岡子郷 『黙礼』 沖積舎、2012年

脚注

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  1. ^ “俳人 友岡子郷氏死去”. 神戸新聞NEXT. (2022年11月17日). https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202211/0015816802.shtml 2022年11月17日閲覧。 

外部リンク

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