友駿ホースクラブ
株式会社友駿ホースクラブ(ゆうしゅんホースクラブ、Yushun Horse Club)は、日本中央競馬会に馬主登録をしているクラブ法人である。愛馬会法人「株式会社友駿ホースクラブ愛馬会」より匿名組合契約に基づく競走馬の現物出資を受けて、中央競馬などの競走に出走させている。
代表者編集
塩入和洋
歴史編集
1968年12月、日本最初の会員制愛馬会法人として開業。
1981年2月15日、ロビンソンシチーが京都記念(春)で重賞初優勝。
1986年12月14日、ゴールドシチーが阪神3歳ステークスでGI初優勝。
2002年、オーストラリアに現地愛馬会法人「ユウシュンインターナショナル」を開業。
2005年、アメリカに現地愛馬会法人「USAユウシュンオーナーズ」を開業。
2011年終了時点でJRA重賞22勝(うちGI5勝)。
服色編集
エスポワールシチー号と友駿ホースクラブの勝負服
青、赤袖、白三本輪
冠号編集
冠名は「シチー」。都市を意味する「シティー」が由来とされ、英文馬名はいずれも「CITY」となっている。
ごく初期の所有馬には世界各国の都市の名前をつけていた。1971年NHK杯2着で東京優駿では1番人気に支持された(結果は17着)ダコタが有名。この名残で後の所有競走馬の多くにも、都市名+シチーというのが多く登場している。
主な所有馬編集
現役馬編集
引退馬編集
- ダコタ - 1971年NHK杯2着、東京優駿1番人気
- ロビンソンシチー - 1981年京都記念(春)
- ゴールドシチー - 1986年最優秀3歳牡馬。1986年阪神3歳ステークス
- プレジデントシチー - 1987年朝日チャレンジカップ、1988年小倉記念、1990年ブリーダーズゴールドカップ
- ヤンゲストシチー - 1989年チューリップ賞、サファイヤステークス2着、優駿牝馬3着
- リンカーンシチー - 1989年クリスタルカップ
- キョウトシチー - 1995年ウインターステークス、1996年シーサイドステークス、東京大賞典、1997年白山大賞典、浦和記念、1998年白山大賞典
- クラウンシチー - 1996年京王杯オータムハンデキャップ
- サンフォードシチー - 2000年武蔵野ステークス
- タップダンスシチー - 2002年朝日チャレンジカップ、2003年金鯱賞、京都大賞典、ジャパンカップ、2004年金鯱賞、宝塚記念、2005年金鯱賞
- オペラシチー - 2005年目黒記念
- エスポワールシチー - 2009年マーチステークス、かしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯、ジャパンカップダート、2010年フェブラリーステークス、かしわ記念、2011年名古屋大賞典、みやこステークス、2012年かしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯、2013年マイルチャンピオンシップ南部杯、JBCスプリント
- サンディエゴシチー - 2009年札幌2歳ステークス
- グランドシチー - 2013年マーチステークス[1]
友駿ホースクラブ愛馬会(愛馬会法人)編集
代表は、塩入満洋。
スポーツ新聞の競馬欄によく掲載されている、独特の味がある文面の広告で知られる。
関連項目編集
脚注編集
- ^ グランドシチー号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2016年9月17日閲覧