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回廊地帯(かいろうちたい、corridor)は、歴史学地理学の用語で、領土から伸びる、廊下のような細長い領土である。

  • それがなければ内陸国となる国なら、海へと抜ける。
  • 本土から、それがなければ飛び地となる領土と結ぶ。
  • 他国の領土と結ぶ。

などの目的がある。

また、必ずしも領土に関する回廊とは限らず、2つの都市などを結ぶ重要な交通路が谷間に限定されている場合や、2つの自然保護区の間に細長く自然が維持されている場合(緑の回廊)などにも、回廊地帯という。

単に回廊(かいろう)ともいう。

回廊の例編集

現存する回廊編集

  アフガニスタン中国に抜ける。
  ナミビアカプリビ州と結ぶ。
  アルツァフ共和国アルメニアに抜ける回廊地帯を実効支配している。
  インドアッサム州方面と結ぶ。
インド・パキスタン分離独立により回廊地帯となった。

過去の回廊編集

本土と、ウイグル地方をつなぐ回廊。敦煌は、この中にあった。
  ポーランド、1919–1939。
第一次世界大戦の結果、ポーランドは事実上の内陸国になったが、への出口として与えられた地域。これにより東プロイセン飛地となったドイツからの怨嗟を呼んだ。
  チェコスロバキア、実現せず。
第一次世界大戦の結果解体された旧オーストリア=ハンガリー帝国の中のスラブ系民族国家を一つの陸続きにするために、現在のオーストリアハンガリーの国境線に沿ってユーゴスラビアに抜ける回廊地帯を作りこれをチェコスロバキア領とする構想がパリ講和会議で討議された。

関連項目編集