実効支配

軍隊を駐留させるなどして一定の領域を実質的に統治している状態

実効支配(じっこうしはい、: effective control)は、ある勢力が対立する国や勢力、あるいは第三国などの承認を得ないままに軍隊を駐留させるなどして一定の領域を実質的に統治している状態を指す[1]。 有効支配、実効的支配とも。「実行支配」は誤りである。

概説編集

たとえば、支配権を主張する現地に実際に軍隊などを駐留させている場合などに、実効支配がなされているとされる。一般に「実効」支配という言葉が用いられる事例は、外国政府による領有または政権そのものの国家の承認が伴っていないケースである。承認がなされない理由は、当該地域に関する他国との領有権問題や政権の正統性に対する懐疑などである。承認を受けていない政権で国家の一部の領域を実効支配するものは、「ゲリラ」「反政府組織」などの名称で呼ばれる。全土を実効支配する政権が承認を受けないことはまれだが、当初のソビエト連邦(ソ連)のように新政権のあり方に他の既存国家が難色を示している場合には起こりうる。

紛争地域・帰属未確定地域における実効支配の具体例編集

関連項目編集

脚注編集