囲碁の女流タイトル在位者一覧

日本国内で開催された女流棋士のみが出場できる囲碁の棋戦の歴代在位者一覧

囲碁の女流タイトル在位者一覧は、日本国内で開催された女流棋士のみが出場できる囲碁棋戦の歴代在位者一覧である。

歴代タイトル在位者 編集

5期以上のタイトルを獲得した棋士の名前には着色している。

1952年(女流選手権開始) - 1978年 編集

棋戦は創設年順。木谷は小林禮子の旧姓。

女流選手権 女流名人
(旧)
備考
創設年 1952年 1973年
終了年 1981年 1975年
1952年 伊藤友恵 女流選手権開始
1953年 杉内寿子
1954年 杉内寿子
1955年 杉内寿子
1956年 杉内寿子
1957年 伊藤友恵
1958年 伊藤友恵
1959年
1960年 伊藤友恵
1961年 伊藤友恵
1962年 伊藤友恵 伊藤友恵が5連覇
1963年 木谷禮子
1964年
1965年 伊藤友恵
1966年 木谷禮子
1967年 木谷禮子
1968年 木谷禮子
1969年 本田幸子
1970年
1971年 木谷禮子
1972年 木谷禮子
1973年 本田幸子 木谷禮子 旧女流名人戦創設
1974年 本田幸子
1975年 本田幸子 木谷禮子 旧女流名人戦終了
1976年 小林千寿
1977年 小林千寿
1978年 小林千寿
女流選手権 女流名人

(旧)

1979年(女流鶴聖開始) - 1997年 編集

棋戦は創設年順。西田は小山栄美の旧姓。

女流選手権 女流鶴聖 女流本因坊 女流名人 備考
創設年 1952年 1979年 1982年 1989年
終了年 1981年 2002年 - -
1979年 小川誠子 伊藤友恵 女流鶴聖戦創設
1980年 小川誠子 鈴木津奈
1981年 本田幸子 小林禮子 女流選手権終了
1982年 小林禮子 本田幸子 女流本因坊戦創設
1983年 杉内寿子 楠光子 初の姉妹同時タイトル
1984年 楠光子 本田幸子
1985年 楠光子 楠光子 楠光子が史上初の女流二冠独占
1986年 杉内寿子 小川誠子
1987年 小川誠子 楠光子
1988年 宮崎志摩子 楠光子
1989年 小林千寿 楠光子 宮崎志摩子 女流名人戦創設
1990年 榊原史子 中澤彩子 青木喜久代
1991年 青木喜久代 中澤彩子 杉内寿子
1992年 青木喜久代 加藤朋子 杉内寿子
1993年 小林千寿 吉田美香 杉内寿子
1994年 青木喜久代 吉田美香 杉内寿子
1995年 中澤彩子 吉田美香 加藤朋子
1996年 中澤彩子 吉田美香 西田栄美
1997年 青木喜久代 知念かおり 西田栄美
女流選手権 女流鶴聖 女流本因坊 女流名人

1998年(女流棋聖開始) - 2010年 編集

棋戦は創設年順。祷は桑原陽子の旧姓、梅沢は吉原由香里の旧姓。

女流鶴聖 女流本因坊 女流名人 女流棋聖 女流最強 JAL女流早碁 大和杯 備考
創設年 1979年 1982年 1989年 1998年 1999年 2003年 2007年
終了年 2002年 - - - 2008年 2004年 2010年
1998年 吉田美香 知念かおり 西田栄美 小林泉美 女流棋聖戦創設
1999年 大沢奈留美 知念かおり 青木喜久代 小林泉美 新海洋子 女流最強戦創設
2000年 青木喜久代 祷陽子 青木喜久代 知念かおり 加藤朋子
2001年 加藤朋子 小林泉美 小林泉美 知念かおり 青木喜久代
2002年 大沢奈留美 小林泉美 青木喜久代 知念かおり 岡田結美子 女流鶴聖戦終了
2003年 小林泉美 小林泉美 知念かおり 鈴木歩 小林泉美 JAL女流早碁戦創設

小林泉美が史上初の女流三冠

2004年 知念かおり 小林泉美 万波佳奈 新海洋子 大沢奈留美 JAL女流早碁戦終了
2005年 矢代久美子 小山栄美 知念かおり 小林泉美 小林泉美が女流グランドスラム達成(当時)
2006年 矢代久美子 青木喜久代 万波佳奈 謝依旻
2007年 謝依旻 加藤啓子 梅沢由香里 鈴木歩 小林泉美 大和杯創設
2008年 謝依旻 謝依旻 梅沢由香里 加藤啓子 謝依旻 女流最強戦終了
2009年 謝依旻 謝依旻 梅沢由香里 謝依旻
2010年 謝依旻 謝依旻 謝依旻 万波佳奈 大和杯終了

謝依旻が史上初の女流三冠独占

女流鶴聖 女流本因坊 女流名人 女流棋聖 女流最強 JAL女流早碁 大和杯

2011年(大和杯終了) - 2020年 編集

棋戦は年間の開催時期順。

女流棋聖 女流名人 カマチ杯 女流立葵杯 扇興杯 女流本因坊 備考
創設年 1998年 1989年 2019年 2014年 2015年 1982年
終了年 - - 2020年 - - -
2011年 謝依旻 謝依旻 謝依旻 謝依旻が二年連続の女流三冠、名誉女流本因坊の資格
2012年 青木喜久代 謝依旻 謝依旻 謝依旻が名誉女流名人の資格
2013年 謝依旻 謝依旻 向井千瑛
2014年 謝依旻 謝依旻 第1期
藤沢里菜
藤沢里菜 女流立葵杯創設
2015年 謝依旻 謝依旻 王景怡 謝依旻
2016年 謝依旻 謝依旻 謝依旻 第1回
謝依旻
藤沢里菜 扇興杯創設

謝依旻が史上初の女流五冠独占、女流グランドスラム達成

2017年 謝依旻 藤沢里菜 藤沢里菜 藤沢里菜 謝依旻 謝依旻が名誉女流棋聖の資格、

女流棋戦史上最長となる女流名人の連覇が9期で終了、

藤沢里菜、史上2人目の女流四冠

2018年 上野愛咲美 藤沢里菜 藤沢里菜 万波奈穂 藤沢里菜
2019年 上野愛咲美 藤沢里菜 藤沢里菜 藤沢里菜 上野愛咲美
2020年 鈴木歩 (休止) 第1期
藤沢里菜
藤沢里菜 上野愛咲美 藤沢里菜 博多・カマチ杯開催
女流棋聖
1-2月
女流名人
4月
カマチ杯
4月
女流立葵杯
6‐7月
扇興杯
9月
女流本因坊
10‐11月


2021年(テイケイG杯開始) - 編集

棋戦は年間の開催時期順。

女流棋聖 女流名人 女流立葵杯 扇興杯 女流本因坊 テイケイG杯 備考
創設年 1998年 1989年 2014年 2015年 1982年 2021年
終了年 - - - - - -
2021年 上野愛咲美 藤沢里菜 藤沢里菜 藤沢里菜 藤沢里菜 第1回
青木喜久代
藤沢里菜が名誉女流立葵杯の資格、史上2人目の女流五冠[1]
カマチ杯、女流名人戦と統合
テイケイ杯女流レジェンド戦創設
2022年 上野愛咲美 藤沢里菜 上野愛咲美 牛栄子 藤沢里菜 小西和子 藤沢里菜が名誉女流名人の資格
2023年 仲邑菫 上野愛咲美 上野愛咲美 牛栄子 藤沢里菜 小林泉美 上野愛咲美が史上2人目の女流グランドスラム達成
2024年 第27期
上野梨紗
第34期
第10期
第8回
第42期
第4回
女流棋聖
1-2月
女流名人
4月
女流立葵杯
6‐7月
扇興杯
9月
女流本因坊
10‐11月
テイケイG杯
12月

タイトル獲得数 編集

タイトル数の黄色名誉称号資格、太字は最多獲得。なお、タイトル獲得数に男女混合棋戦は含んでいない。

- 棋士名 合計 女流棋聖 女流名人 女流本因坊
/女流選手権
女流鶴聖 女流最強 JAL女流早碁 女流立葵杯 扇興杯女流囲碁最強戦 博多・カマチ杯 テイケイ杯
1 謝依旻 27 7 9 8 0 1 0 1 1 0 0
2 藤沢里菜 22 0 5 7 0 0 0 6 3 1 0
3 青木喜久代 12 1 5 0 4 1 0 0 0 0 1
4 杉内寿子 10 0 4 4 2 0 0 0 0 0 0
4 小林禮子 10 0 2 6 2 0 0 0 0 0 0
4 小林泉美 10 2 3 3 0 1 1 0 0 0 0
7 知念かおり 9 5 0 4 0 0 0 0 0 0 0
7 上野愛咲美 9 4 1 1 0 0 0 2 1 0 0
9 伊藤友恵 8 0 0 7 1 0 0 0 0 0 0
10 本田幸子 7 0 0 7 0 0 0 0 0 0 0
10 楠光子 7 0 0 5 2 0 0 0 0 0 0
12 小林千寿 6 0 0 3 3 0 0 0 0 0 0
13 吉田美香 5 0 0 4 1 0 0 0 0 0 0
- 棋士名 合計 女流
棋聖
女流
名人
女流
本因坊
女流
鶴聖
女流
最強
JAL
女流
早碁
女流
立葵
扇興杯
女流囲碁最強戦
博多・カマチ杯 テイケイ杯

その他 編集

女流タイトル独占

楠光子(1985-1986年二冠、女流本因坊・女流鶴聖)

謝依旻(2010-2012年三冠・2016年五冠、女流棋聖・女流本因坊・女流名人・扇興杯・女流立葵杯)

女流五冠

謝依旻(2016年、女流棋聖・女流名人・女流本因坊・扇興杯・女流立葵杯)

藤沢里菜(2021年、女流名人・女流立葵杯・女流本因坊・扇興杯・カマチ杯)

グランドスラム

小林泉美(2005年、女流棋聖・女流本因坊・女流名人・女流最強・女流早碁)

謝依旻(2016年、女流棋聖・女流本因坊・女流名人・扇興杯・女流立葵杯)

上野愛咲美(2023年、女流棋聖・女流本因坊・女流名人・扇興杯・女流立葵杯)

名誉称号

謝依旻(名誉女流棋聖・名誉女流本因坊・名誉女流名人)

藤沢里菜(名誉女流名人・名誉女流立葵杯)

最多連覇

謝依旻(20-28期女流名人、9期)

女流棋戦一覧 編集

囲碁の国内女流棋戦
棋戦名 主催[注釈 1]・協賛・後援 創設年 挑戦手合 持ち時間 秒読み 優勝賞金 出典
女流本因坊戦[注釈 2] 共同通信社、日本棋院主催
JA共済連共栄火災協賛
1981年 五番 4時間 5分前 550万円 [2]
女流名人戦 一般社団法人巨樹の会、(株)メディカルテンダー
(株)トータル・メディカルサービス協賛
1988年 三番 3時間 5分前 1000万円 [3]
女流棋聖戦 NTTドコモ協賛 1997年 三番 なし(NHK杯方式)[注釈 3] 500万円 [4]
女流立葵杯[注釈 4] 一般財団法人温知会協賛、毎日新聞社後援 2014年 三番 3時間 5分前 700万円 [5]
扇興杯女流囲碁最強戦 センコーグループホールディングス株式会社協賛 2015年 決勝一番 3時間 5分前 800万円 [6]
テイケイ杯女流レジェンド戦[注釈 5] テイケイ株式会社協賛 2021年 決勝一番 1時間30分 5分前 200万円 [7]


休廃止された囲碁の国内女流棋戦
棋戦名 主催・協賛・後援 創設年 最終年 決勝 持ち時間 秒読み 優勝賞金 出典
博多・カマチ杯 女流オープン戦 医療法人社団埼玉巨樹の会協賛 2019年 2020年[注釈 6] 一番 2時間 5分前 700万円 [8]
大和証券杯ネット囲碁レディース[注釈 7] 大和証券協賛 2007年 2010年 一番 なし(NHK杯方式)[注釈 8] 100万円 [9]
女流最強戦 東京精密主催 1999年 2008年 一番 1時間 1分 450万円 [10]
関西女流囲碁トーナメント テレビ大阪主催 2002年 2007年 一番 なし(NHK杯方式)[注釈 8] [11]
JAL女流早碁戦[注釈 9] テレビ東京主催、日本航空後援 2003年 2005年 一番 なし(1手10秒)[注釈 10] 250万円 [12]
女流鶴聖戦 日本航空東京海上火災主催 1979年 2002年 一番 1時間 350万円 [13]


脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 主催の記載がない棋戦は日本棋院主催
  2. ^ 前身は女流選手権戦
  3. ^ 初手から1手30秒、1分単位で10回の考慮時間。
  4. ^ 第3回までの棋戦名は「会津中央病院杯・女流囲碁トーナメント戦」
  5. ^ 所定の条件を満たした45歳以上の女流棋士が出場できる
  6. ^ 協賛の巨樹の会が休止中だった女流名人戦へ協賛することになったため1回限りで終了
  7. ^ 非公式棋戦
  8. ^ a b 初手から1手30秒、1分単位で10回の考慮時間。
  9. ^ 前身は女流鶴聖戦
  10. ^ 初手から1手10秒、1分単位で10回の考慮時間。

出典 編集

  1. ^ https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202109120000843.html
  2. ^ 女流本因坊戦”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  3. ^ 女流名人戦”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  4. ^ 女流棋聖戦”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  5. ^ 女流立葵杯”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  6. ^ 扇興杯女流囲碁最強戦”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  7. ^ テイケイ杯女流レジェンド戦”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  8. ^ 博多・カマチ杯”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  9. ^ 大和証券杯ネット囲碁レディス”. 2022年2月5日閲覧。
  10. ^ 東京精密杯女流プロ最強戦”. 日本棋院. 2022年2月5日閲覧。
  11. ^ 関西女流トーナメント戦”. 囲碁データベース. 2022年2月5日閲覧。
  12. ^ JAL女流早碁戦”. 囲碁データベース. 2022年2月5日閲覧。
  13. ^ 女流鶴聖戦”. 囲碁データベース. 2022年2月5日閲覧。

関連項目 編集