地表水(ちひょうすい、英語: surface water )とは、河川湖沼貯水池などの地表存在する、またはその総称である[1]表流水とほぼ同義であるが、表流水が停滞した水を含まないのに対して、地表水は湖沼水及び水たまりなどの停滞した水を含んでいる[1]

セリャラントスフォス(アイスランド)
サヴルーズ川(フランス)
ワイルア滝(アメリカ合衆国ハワイ州カウアイ島ワイルア)
フィヨルド(ノルウェートロムス県センジャ島)
ドゥナイェツ川(ポーランド)
ナイル川(エジプトルクソール県)
石狩川(日本北海道)
イン川(ドイツ)
琵琶湖(日本滋賀県長浜市早崎町竹生島)
スペリオル湖(アメリカ合衆国ミシガン州アルジャー郡ミューニシングピクチャード・ロックス・ナショナル・レイクショア)
ドンフアン池(南極ビクトリアランドライト谷)
地表水の例
(左上から)
セリャラントスフォス
アイスランド
サヴルーズ川フランス語版
フランス
ワイルア滝英語版
アメリカ合衆国ハワイ州カウアイ島ワイルア英語版
フィヨルド
ノルウェートロムス県センジャ島ノルウェー語版
ドゥナイェツ川ポーランド語版
ポーランド
ナイル川
エジプトルクソール県
石狩川
日本北海道
イン川
ドイツ
琵琶湖
(日本滋賀県長浜市早崎町竹生島
スペリオル湖
(アメリカ合衆国ミシガン州アルジャー郡ミューニシング英語版ピクチャード・ロックス・ナショナル・レイクショア英語版
ドンフアン池
南極ビクトリアランドライト谷

概観編集

(注意) 以下文章中にある数値における有効数字の桁数は、脚注を用いて示した各出典内の表記維持している。

地球には 1.40×1018 t (140 t )に及ぶ水が存在しており、そのほとんどが海水及び海底下にある地下水などの塩水である[2]。そのため、人間社会陸域生態系による利用可能である淡水は地球における水の 2.5 程度であるが、淡水は主として地下水極域における氷床及び氷山の姿で存在していることから、淡水の中では比較的容易に利用されることが期待できる地表水資源は、地球における全ての淡水において 0.3 程度の存在しか認められない[2]。また、日本において利用される水道水水源のうち 68 を地表水(河川水ダム水、湖沼水)が占めている[注釈 1][3]

地表水の移動編集

地表水は降水と共に地下浸透することで、地下水流動系に加えられる[4]。これは、地下水涵養といわれる作用で、降水による涵養がその大部分であるが、その他に河川水及び湖沼水の浸透、水田人工涵養施設浸透ます涵養池還元井など)からの浸透や上下水道漏水によるものなどがある[4]

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 地表水以外の内訳は次の通りである。
    地下水(深井戸水浅井戸水伏流水): 29
    その他(湧き水): 3

出典編集

  1. ^ a b WHO 飲料水水質ガイドライン Guidelines for drinking-water quality 第4版 (日本語版) vii項 (PDF)”. 国立保健医療科学院. 2019年3月22日閲覧。
  2. ^ a b 水文科学とは? 地球上の水の量”. 筑波大学 水文科学リサーチユニット 筑波大学水文科学分野. 2019年3月22日閲覧。
  3. ^ 目で見る上水道事業 水道水の水源”. 新居浜市 水源管理課. 2019年3月22日閲覧。
  4. ^ a b 4.3 地下水用語集(立ち上げ段階版) (PDF)”. 内閣官房水循環政策本部事務局. 2019年3月22日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集