堀和久

堀 和久(ほり かずひさ、1931年8月22日 - )は、日本歴史小説作家。福岡県北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科中退。本名、堀江和男[1]

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略歴編集

芸能プロダクションの企画部、浅草フランス座などの宣伝部、シナリオライター、映像ディレクターなどを経て、作家活動に入る。1977年、将軍徳川吉宗の時代にベトナムから献上されたとその世話役の数奇な運命を描いた『享保貢象始末』でデビュー、第51回オール讀物新人賞を受賞。1994年、天保の改革期の勘定奉行田口喜行の人生を描いた『長い道程』で第2回中山義秀文学賞を受賞。主に資料を綿密に調査し、荒唐無稽な説(天海明智光秀説など)はあえて排除した歴史小説を手掛ける。また『江戸風流医学ばなし』など、「江戸風流」シリーズともいうべき歴史雑学集でも知られている。

受賞歴編集

作品リスト編集

※ 単行本の刊行順に記す。

  • 軍師の時代 戦国乱世を演出した名将烈伝(1983年8月、日本文芸社
  • 日本史おもしろ名鑑 ナンバーワン人間なんでも勢揃い(1984年9月、日本文芸社)
  • 電力王 福沢桃介(1984年12月、ぱる出版
  • 浅草文庫シリーズ
    1. 浅草!フュージョンの街(1985年11月、ぱる出版)
    2. 浅草面白雑学事典(1985年11月、ぱる出版)
    3. 浅草 歴史を訪ねて(1985年11月、ぱる出版)
    4. 浅草人名録 1 浅草の人たち、今・昔(1985年12月、ぱる出版)
    5. 浅草人名録 2 芸能人(1985年11月、ぱる出版)
    6. 浅草ガイド ショッピングと食べ歩き(1985年12月、ぱる出版)
  • 大久保長安 ナンバー2の栄光と悲惨の生涯(1987年7月、講談社、1990年10月、講談社文庫(上下2分冊))
  • 春日局(1988年5月、文藝春秋、1988年10月、文春文庫
  • 夢空幻 金座御金改役・後藤三右衛門の生涯(1988年11月、講談社、1994年8月、講談社文庫)
  • 立身出世(1989年10月、文藝春秋)
  • 西郷隆盛と維新の謎 維新の巨星・西郷は完全無欠の英雄か!?(1989年11月、日本文芸社)
  • 死にとうない 仙厓和尚伝(1990年9月、新潮社、1996年4月、新潮文庫
  • 戦国の軍師たち(1990年10月、文春文庫)
  • 秘術聚楽第(1991年2月、文藝春秋)
  • 滅びの岬(1991年3月、新人物往来社
  • 織田有楽斎(1992年4月、講談社、1997年9月、講談社文庫)
  • もののふの大地 義経と河越一族(1992年8月、新人物往来社) ISBN 4-404-01940-8
  • 中岡慎太郎(1992年10月、講談社(上下2分冊)、1997年12月、講談社文庫、2009年10月、学陽書房人物文庫(上下2分冊)) ISBN 978-4-313-75251-1(上)、 ISBN 978-4-313-75252-8(下)
  • 江戸風流医学ばなし(1993年7月、講談社、1996年7月、講談社文庫)
  • 日本史・超ナンバーワン大集合 偉人、変人、悪人、なんでもござれ!(1993年9月、日本文芸社にちぶん文庫)
  • 長い道程(1993年10月、講談社、1999年6月、講談社文庫)
  • 大岡越前守(1994年10月、講談社、1999年12月、「大岡越前守忠相」に改題の上講談社文庫)
  • 八代将軍 吉宗(1995年1月、文春文庫)
  • 天海(1995年4月、新人物往来社、1998年5月、学陽書房人物文庫) ISBN 4-313-75048-7
  • 享保貢象始末(1995年9月、文春文庫)
  • 秀吉とおね(1995年11月、講談社)
  • 虹の礎(1996年11月、毎日新聞社
  • 江戸風流「食」ばなし(1997年3月、講談社、2000年12月、講談社文庫)
  • 二宮金次郎 我が道は至誠にあり(1997年11月、講談社)
  • 徳川慶喜(1998年2月、文春文庫)
  • 蒲桜爛漫 頼朝の弟義経の兄源範頼(1999年5月、秋田書店)
  • 明暦火炎秘図(1999年11月、新人物往来社) ISBN 4-404-02839-3
  • 江戸風流女ばなし(2000年5月、講談社、2003年5月、講談社文庫)
  • アユタヤから来た姫(2001年11月、毎日新聞社) ISBN 4-620-10649-6
  • 江戸風流「酔っぱらい」ばなし(2002年11月、講談社文庫)
  • 軍師力 戦国乱世を生き抜いた男たち(2009年9月、中経出版中経の文庫) ISBN 978-4-8061-3460-2

脚注編集

  1. ^ 日外アソシエーツ現代人物情報