大儀見 元(おおぎみ げん、1963年12月3日 - )は、神奈川県中郡二宮町出身の日本のパーカッション演奏者、歌手。日本大学高等学校を経て、日本大学法学部卒業。明治時代の教育者・牧師であった大儀見元一郎は曽祖父。 

人物・来歴 編集

幼少期より ビートルズ に心酔する。隣家に暮らす祖母の大儀見メイベル(旧姓:ジョーンズ)とは英語で会話していた。高等学校在学中の1981年、ヤマハEASTWEST '81」にバンド「寿限無」で参加、優秀賞を受賞。

大学進学後の1982年、日本初のサルサ・バンドであった オルケスタ・デル・ソルに参加。1984年、自らのバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルス を結成。この頃より、ロック、ポップス、ジャズ等様々なアーティストのツアーとレコーディングに参加開始。キューバ渡航後の1989年、オルケスタ・デ・ラ・ルスでニューヨーク進出。Village Gate、Palladium等で演奏。現地のラティーノ達に熱狂的に受け入れられ、バンドは後に、グラミー賞のカリビアン部門の新人賞にノミネートされる。

1990年、オルケスタ・デ・ラ・ルスを脱退、ニューヨークに渡る。1991年より、ティト・ニエベス・オーケストラにコンガ演奏者として参加。

1995年、帰国。熱帯JAZZ楽団塩谷哲率いるSALT BAND、松岡直也グループなどに参加。

1997年、自らのバンド、SALSA SWINGOZA(サルサ・スインゴサ)を結成。2000年に、1stアルバム「Swin' Pa' Gozar」リリース。2012年リリースの東日本大震災復興応援チャリティCD「Siempre con fe」の売上による寄付金は200万円超。その後、「Aqui se puede」他2枚のアルバム・2枚のライブ・アルバムをリリース後、5thアルバム「Cantando」を2016年にリリース。佐藤竹善CHAKA石塚隆充をゲストに迎え、アルバムタイトルどおり「歌模様」をテーマに、大儀見自らも歌唱した。

2019年、swingoza+(スインゴサ・マス)を結成。そのスタイルは、ニューヨーク、キューバ、プエルトリコ、西アフリカ、スペイン等で体得した様々なリズムのエッセンスを消化・アレンジして繰り出されるもの。活躍の場は、ロック、ジャズ、ポップス、フラメンコ等、多岐にわたる。

主な共演者・活動ユニット 編集

脚注 編集

出典 編集

外部リンク 編集