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日本 > 長崎県 > 西海市 > 大瀬戸町瀬戸福島郷

大瀬戸町瀬戸福島郷(おおせとちょうせとふくしまごう)は長崎県西海市の地名。単に福島とも。郵便番号は857-2307(大瀬戸郵便局管区)。

大瀬戸町瀬戸福島郷
大瀬戸町瀬戸福島郷の位置(長崎県内)
大瀬戸町瀬戸福島郷
大瀬戸町瀬戸福島郷
大瀬戸町瀬戸福島郷の位置
北緯32度55分53.63秒 東経129度38分10.95秒 / 北緯32.9315639度 東経129.6363750度 / 32.9315639; 129.6363750
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 Flag of Nagasaki Prefecture.svg 長崎県
市町村 西海市
人口
2013年(平成25年)10月31日現在)[2]
 • 合計 548人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
857-2307
市外局番 0959(大瀬戸MA)
ナンバープレート 佐世保
※座標は大瀬戸町漁業協同組合付近
北を上にした松島水道付近の航空写真(1974年)。東側の半島部が大瀬戸町瀬戸福島郷、西側が松島。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

地理編集

西海市西部の旧・大瀬戸町の中央部、旧・大瀬戸町の中心である大瀬戸町瀬戸樫浦郷小浦と埋立によって地続きになっている島地である[3][4]。この周囲6.5kmの島地は北の焼島とも埋立で繋がり一体の陸地を形成している[4]。北で大瀬戸町瀬戸樫浦郷と接し、西で松島水道を隔てて松島大瀬戸町松島内郷大瀬戸町松島外郷)と接する[3]。南では広く角力灘に面し、すぐ南には頭島頭島)が存在する[3][4]。この頭島はかつて「天下島」と呼ばれていたが、大村純鎮がこの地を巡視した際に頭ヶ島に改めたといわれている[4]。天下島の名は、かつてこの島に天下兵衛という無頼の者がこの島の景色が佳しいということを伝え聞き、時折この島に来ては酒盛りなどを行っていたことにより名付けられたといわれる[4]。小字に焼島、小瀬戸脇、赤崎、瀬戸向、馬込、瀬戸山、田ノ浜、田ノ上、牛浜、八重石、タリタリ、小干畑、東崎蒔、頭島、西崎蒔、西平、麦肩、サザイセ、元取、水尻、打越、川下、立瀬ノ元、辻、拝崎、上原、西浜、山ノ下、福島、小浦、松山辻、深浦、向深浦、向、本瀬ノ元がある[4]。東に突き出た岬はロワタシノ鼻と呼ばれる。

歴史編集

かつてこの区域は「焼島」と呼ばれる柴山の無人島だったが、1687年貞享4年)11月7日三重村で火災があった際に三重村の間三右エ門が村人10人を引き連れこの島に移住したといわれる[4]。この際に焼島の名を福島に変えることを許されたといわれる[4]。焼島の名は福島の北の小島にその名を残している[4]。埋め立てで地続きになる前の福島は瀬戸の港にとっては松島とともに天然の防波堤になっていたとされる[5]。また幕末嘉永年間に外国船攻撃用に作られた台場1858年安政5年)にはより内陸の西浜郷に移されている[3]
1889年明治22年)の町村制施行時には西彼杵郡瀬戸村福島郷となり、1928年昭和3年)町制施行により瀬戸町の福島郷1955年(昭和30年)2月11日に合併により大瀬戸町が成立し、大瀬戸町の福島郷となる[3]1964年(昭和39年)からは旧自治体名である瀬戸を冠称し、大瀬戸町瀬戸福島郷となった[3]2005年平成17年)4月1日、合併による西海市の成立に伴い、大瀬戸町をさらに冠称して西海市大瀬戸町瀬戸福島郷となった。

地名の由来編集

1687年(貞享4年)に三重村の間三右エ門が移住した際に焼け出されて移住した先が焼島というのは縁起が悪いとして島の名を変更することを申し出、以降福島と呼ぶことが許されたという[4]

交通編集

鉄道編集

地内に鉄道路線は通っていない。

道路編集

西海市道(旧大瀬戸町道)が大瀬戸町瀬戸樫浦郷の西海市役所前から南西方向に延びて福島港に通じている。

施設編集

  • 焼島団地
  • 瀬戸保育園
  • 向島公民館
  • 福島公民館
  • 福島港 - 漁港
  • 大瀬戸町漁業協同組合本所
  • 大瀬戸町消防団福島分団格納庫
  • 尻久砂里海水浴場(尻久砂里海浜公園)
  • 白嶽稲荷神社
  • 川上神社

脚注編集

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  1. ^ 大字は便宜上の区域で、本来の区域は「」。大瀬戸町となる以前の自治体である瀬戸町は、1889年(明治22年)の町村制施行時に1村単独(当時は瀬戸村)で発足した為、実際には大字は存在しない。
  2. ^ 統計 | 西海市 西海市の人口 平成25年10月末より。2013年12月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典42 長崎県』角川書店、1987年7月、P848,PP1278-1282
  4. ^ a b c d e f g h i j 上野智子『小さな地名の調べかた メディモリで調べ、アカレンで踊り、ダテマエで待つ』和泉書院、2008年10月、PP13-35。
  5. ^ 吉田東伍『増補大日本地名辞書 第四巻 西国』冨山房、1992年9月新装版、P302

関連項目編集

外部リンク編集