天安シティFC

韓国のサッカークラブ

天安シティFC(チョナンシティFC、朝鮮語: 천안 시티 FC英語: Cheonan City Football Club)は、大韓民国忠清南道天安市をホームとするサッカークラブである。

天安シティFC
原語表記 Cheonan City Football Club
천안 시티 FC
創設年 2008年
所属リーグ Kリーグ2
ホームタウン 忠清南道天安市
ホームスタジアム 天安総合運動場
収容人数 26,000
代表者 大韓民国の旗 朴商敦(天安市長)
監督 大韓民国の旗 朴南烈
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

概要 編集

2006年3月の天安サッカーセンター朝鮮語版起工式にて、将来のKリーグ参入も見据えたサッカークラブ設立構想が発表され、22ヶ月後の2008年1月9日に天安市庁サッカー団(天安市庁FC)として設立[1]。同年から当時3部のナショナルリーグに参戦した。

ホームスタジアムは2010年まで天安総合運動場朝鮮語版を使用した後、2011年から2019年まで天安サッカーセンターを使用していたが、2020年から再び天安総合運動場に戻した。

リーグ再編が行われて3部リーグがK3リーグとなった2020年には天安市サッカー団(天安市FC)に改名した。

2022年6月、天安市サッカー団はKリーグ加入申込書を提出。書類審査や競技場の実態調査などを経て、同年8月30日に行われた韓国プロサッカー連盟の理事会にて会員加入が承認された[2]。一方、2022年シーズンのK3リーグでは成績不振に陥って8月4日に金泰映監督の解任に追い込まれており[3]、最終的に10位でシーズンを終えた。ただし、Kリーグ入会要件にK3リーグの成績は含まれておらず、2023年シーズンから天安シティFCとしてKリーグ2への参入が決まった。

2023年は徳島ヴォルティスファジアーノ岡山いわてグルージャ盛岡などでプレーした金宗旻インテルレッドスター・ベオグラードに在籍していたアクセル・バカヨコと契約し[4]ホアンアイン・ザライFCからベトナム人若手選手2名を期限付き移籍で加入させた。さらに37歳となっていたベテランの金昌洙を選手兼コーチとして加入させたほか[5]金鉉洙をシニアコーチとして招聘した。ところが開幕から未勝利が続き、19節消化時点で勝ち点わずか4を獲得するに留まったことから、半年間無所属であったが浦項スティーラース全北現代モータース蔚山現代FCでタイトルを獲得してきた経験を有する37歳のベテラン辛炯珉と契約[6][7]。7月23日にホームの天安総合運動場で行われた第21節城南FC戦でようやくKリーグ2初勝利を収めた[8]

歴代監督 編集

歴代所属選手 編集

脚注 編集

  1. ^ イ・ジンヨン (2008年1月9日). “천안시축구단 출범, "천안을 축구도시로 만들겠다"” (韓国語). joynews24. 2008年1月9日閲覧。
  2. ^ "Kリーグ、2023年から2部が全13チーム体制に。K3リーグ所属・天安市サッカー団の会員加入を承認" (Press release). Kリーグ公式 via スポーツナビ. 1 September 2022. 2023年8月6日閲覧
  3. ^ <韓国Kリーグ>K2参加控えた天安、“2002レジェンド”キム・テヨン監督を更迭”. wowKorea (2022年8月4日). 2023年8月6日閲覧。
  4. ^ 元インテルのバカヨコがKリーグ2部の天安シティに加入、屈強なブラジル人FWとのシナジーに期待”. スポーツソウル日本語版 (2023年3月21日). 2023年8月6日閲覧。
  5. ^ 元柏レイソルのキム・チャンスは今…37歳で現役続行、選手兼コーチで韓国2部新規参入クラブへ”. スポーツソウル日本語版 (2023年1月6日). 2023年8月6日閲覧。
  6. ^ "WELCOME 신형민" (Press release) (韓国語). 天安シティFC. 17 July 2023. 2023年7月18日閲覧
  7. ^ キム・ガウル (2023年7月18日). “'최하위' 천안시티FC, '베테랑 MF' 신형민 영입 "더 뛰고 싶은 마음 컸다"” (韓国語). 朝鮮日報. 2023年7月18日閲覧。
  8. ^ キム・ガウル (2023年7月24日). “'개막 21경기 만의 감격의 첫 승' 박남열 천안시티 감독 "간절했던 첫 승, 우리는 이제 시작"” (韓国語). 朝鮮日報. 2023年7月24日閲覧。

外部リンク 編集