妙永寺(みょうえいじ)は、徳島県徳島市寺町にある日蓮宗寺院である。山号は感応山。本尊は久遠実成本師釈迦牟尼仏

妙永寺
所在地 徳島県徳島市寺町19番地
山号 感応山
宗派 日蓮宗
本尊 久遠実成本師釈迦牟尼仏
創建年 不詳
開基 日長
正式名 感応山 妙永寺
公式サイト 妙永寺
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歴史

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創建年は不詳[1]京都本圀寺の末寺として日長によって開基された[2]。創建当初は板野郡勝瑞(現在の藍住町勝瑞)にあり、勝瑞城主・三好長治の外護で建立された。三好長治は日蓮宗に深く帰依し、阿波国の民衆を法華に改宗させようとしたが失敗、その後、勝瑞城は廃城した[3]

寛永年間(1624年-1644年)に焼失し、文禄年間(1592年-1596年)に八萬下村法華谷(現在の徳島市八万町法華)の法華寺跡(現在の法華寺)に移転。蜂須賀家政が阿波国へ入ったことにより元和年間(1615年-1624年)に現在の寺町へ移転した[3]

1945年昭和20年)7月の徳島大空襲で全焼失したが、日蓮聖人像は外へ担ぎ出され戦火を免れ、その後、再建[3]

交通

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脚注

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  1. ^ 1916年『大日本寺院総覧』
  2. ^ 2000年,平凡社『徳島県の地名』
  3. ^ a b c 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603

外部リンク

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