安宅パーキングエリア

日本の石川県小松市にある北陸自動車道のパーキングエリア

安宅パーキングエリア(あたかパーキングエリア)は、石川県小松市日末町にある[1]北陸自動車道パーキングエリアである。

安宅パーキングエリア
安宅スマートインターチェンジ
安宅パーキングエリア(下り線・富山方面)
所属路線 E8 北陸自動車道
IC番号 13-1
料金所番号 01-143
本線標識の表記 安宅
起点からの距離 144.7 km(米原JCT起点)
片山津IC (4.0 km)
(4.6 km) 小松IC
接続する一般道
石川県道20号標識
石川県道20号小松加賀線
(下り線は市道経由)
供用開始日 1973年昭和48年)10月17日 (PA)[1]
2009年平成21年)4月1日 (SIC)[2][3][4]
通行台数 262台/日(2021年)[5]
スマートIC 24時間[6]
所在地 923-0983
石川県小松市日末町[1]
北緯36度23分45.1秒 東経136度23分33.0秒 / 北緯36.395861度 東経136.392500度 / 36.395861; 136.392500座標: 北緯36度23分45.1秒 東経136度23分33.0秒 / 北緯36.395861度 東経136.392500度 / 36.395861; 136.392500
備考 福井方面出入口のみのETC専用ハーフIC
国土開発幹線自動車道の起点は新潟中央JCT
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ETC専用のスマートインターチェンジである安宅スマートインターチェンジが併設されている(福井方面のみのハーフインターチェンジ)。

歴史 編集

安宅スマートインターチェンジについては後述。

道路 編集

施設 編集

上り線(米原・小浜方面) 編集

下り線(新潟・高山方面) 編集

  • 駐車場
    • 大型 5台[1]
    • 小型 20台[1]
  • トイレ
    • 男性 大3・小4
    • 女性 5
    • 車椅子用 1(オストメイト対応)
  • 自動販売機

安宅スマートインターチェンジ 編集

 
下り、福井方面からの出口

福井方面のみのスマートICが設置されており、2008年平成20年)3月23日から福井方面のみのスマートIC社会実験を開始[10][11]2009年(平成21年)4月1日から本格的に運用を開始した[2][3][4][12]。これは福井県や経済団体から小松空港へのアクセス改善の要望により開設したものである[13]

これに伴い、これまで片山津ICを経由していた福井駅 - 小松空港間の連絡バス京福リムジンバス福井鉄道がインター開設時に運行、現在は京福バスが運行)が当スマートIC経由に変更された[11]

なお、福井方面への上り線は、PAから本線へ流入するランプウェイと合流しており、福井方面からの下り線は、PAへ流出するランプウェイの途中で分岐していることから、PAを利用してからスマートICを使って一般道へ出ることはできず、また一般道からスマートICへ入ってからPAを利用することもできない。

2020年令和2年)3月29日に運用時間がそれまでの6:00 - 22:00[11]から24時間に拡大された[6][14][15]。これは小松空港の運用終了時間が21:30までだったのが同日から1時間(22:30まで)延長されたことに対応するための措置である[6]

運用形態など 編集

  • 運用形態:ETC専用(一旦停止型)、福井方面のみのハーフIC
  • 運用時間:24時間
  • 対象車種:ETC車載器搭載の全車種
  • 接続道路:石川県道20号小松加賀線

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E8 北陸自動車道
(13)片山津IC - (13-1)安宅PA/スマートIC - (14)小松IC

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h 東名高速 2011, p. 38.
  2. ^ a b 県政の主なあゆみ平成21年 前期”. 石川県県民文化スポーツ部県民交流課広報広聴室 (2010年9月27日). 2022年6月7日閲覧。
  3. ^ a b 『高速道路50年史』編集委員会 (編)『高速道路50年史』東日本高速道路中日本高速道路西日本高速道路、2016年2月、資料39頁。 
  4. ^ a b スマートインターチェンジ開通箇所” (PDF). 国土交通省道路局 (2020年10月23日). 2021年1月23日閲覧。
  5. ^ 『いしかわの交通統計(令和3年)』石川県警察本部、2022年3月、160頁。 
  6. ^ a b c NEXCO中日本、北陸道 安宅スマートICを3月29日から24時間化。小松空港の運用時間延長に対応”. トラベルWatch (2020年2月20日). 2021年1月24日閲覧。
  7. ^ 『石川県史 現代篇 (5)』石川県、1984年3月、625頁。 
  8. ^ 『福井を伝えて一世紀 福井新聞百年史』福井新聞社、2000年3月27日、714頁。 
  9. ^ 東名高速 2011, p. 60.
  10. ^ 県政の主なあゆみ平成20年 前期”. 石川県県民文化スポーツ部県民交流課広報広聴室 (2010年3月29日). 2022年6月7日閲覧。
  11. ^ a b c 「安宅スマートICあすから供用開始 小松空港へ時間短縮」『福井新聞』、2008年3月22日、2面。
  12. ^ NEXCO中日本、北陸道など3路線で5カ所のスマートICを4月から営業開始”. Car Watch (2009年3月31日). 2019年8月21日閲覧。
  13. ^ 記者会見の要旨 - 平成19年9月4日 - 3 安宅PAスマートICの整備”. 石川県総務部秘書課 (2010年4月9日). 2019年8月21日閲覧。
  14. ^ 小松空港の利便性向上に努めています”. 福井県総合政策部交通まちづくり課 (2017年5月11日). 2021年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月7日閲覧。
  15. ^ E8 北陸道 安宅スマートICが24時間ご利用可能となります 〜2020年3月29日(日)午前6時より〜』(プレスリリース)石川県・中日本高速道路、2020年2月20日https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4742.html2020年2月20日閲覧 

参考文献 編集

  • 『東名高速をゆく』イカロス出版、2011年9月30日。ISBN 978-4-86320-484-3 

関連項目 編集

外部リンク 編集