安浦交通株式会社(やすうらこうつう)は、かつて存在した日本のバス事業者広島県呉市安浦町に本社を置いていた[1]2021年令和3年)3月31日付で清算結了し法人としては消滅した[1]

安浦交通株式会社
小用方面(1号車)(2007年)
呉市生活バス用の車両
1号車(小用方面)、日野・リエッセ
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
737-2501
広島県呉市安浦町女子畑750番地[1]
業種 陸運業
法人番号 8240001026946
事業内容 一般貸切旅客自動車運送事業
一般乗合旅客自動車運送事業[2]
特記事項:2021年3月31日付で清算結了[1]
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呉市生活バスの車両
2号車(中央ハイツ方面)、日野・レインボーRB

営業中にも、安浦交通の公式ウェブサイトは開設されていなかった。

芸陽バス廃止代替バスを運行していたほか、呉市のコミュニティバス「呉市生活バス」のうち「安浦地区生活バス」を運行受託していた[2]。なお同路線は、2020年10月1日からは富士交通株式会社が運行受託している[3][4]

路線

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廃止代替バス

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1996年平成8年)5月1日、同年4月30日限りで廃止された芸陽バス(女子畑 - 下垣内 - 安浦駅)の廃止代替バスを運行開始[5]

  • 当時は以下の1ルートのみ。29人乗りの車両1台を使用。
    • 安浦駅 - 女子畑 - 安浦交通本社前 - 赤向坂 - 中畑上 - 原畑上 - 中切地蔵前 - 安浦駅
    • 1日3 - 4回(朝・昼・夕方)の循環運行。第2土曜・日曜・祝祭日、12月30日 - 1月3日、8月15日 - 16日は運休。
    • 運賃は1乗車につき、大人300円、小人150円。

呉市生活バス

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「呉市生活バス」のうち「安浦地区生活バス」を運行受託していた[2]

安浦交通が運行受託していた当時[いつ?]の路線は以下の通りであった。

安浦駅 - 安登駅 - 小用 - 小田野原方面(1号車)
  • 安浦交通本社前 - 女子畑 - 鍬畑 - 頓原 - 安浦駅 - 中切 - 原畑上 - 中畑上 - 頓原 - 安浦駅 - 中切 - 安登境 - 安登駅 - 小用入口 - 向野原 - 市迫中 - 市迫上 - 奥条( - 安登駅) - 安登境 - 中切 - 安浦駅 - 頓原 - 鍬畑 - 女子畑 - 安浦交通本社前
安浦駅 - 安登駅 - 中央ハイツ方面(2号車)
  • 安浦交通本社前 - 赤向坂 - 鍬畑 - 頓原 - 安浦駅 - 中切 - 安登境 - 安登駅 - 向野原 - あひる池 - 市迫上 - 市迫中 - 向野原 - 安登駅 - 安登境 - 中切 - 安浦駅 - 頓原 - 鍬畑 - 赤向坂 - 安浦交通本社前
  • 安登駅 - 向野原 - あひる池 - 市迫中 - 市迫上 - 奥条( - 安登駅/安登境 - 中切 - 安浦駅 - 頓原 - 鍬畑 - 赤向坂 - 安浦交通本社前)
安浦駅 - 黒地 - 塩谷方面(3号車)
  • 安浦交通本社前 - 女子畑 - 鍬畑 - 頓原 - 安浦駅 - 三津口桟橋 - 黒地 - 三津口桟橋 - 安浦駅 - 水尻団地 - グリーンピア入口[注釈 1] - 塩谷 - グリーンピア入口 - 水尻団地 - 安浦駅(→市迫方面)

全線第2・4土曜、日曜、祝祭日、(8月15 - 16日)、年末年始(12月30日 - 1月3日)は運休。

運賃は乗車1回大人200円、子供100円、敬老(優待カード要)100円。それぞれ11枚綴りの回数券もある。

脚注

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注釈

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  1. ^ グリーンピアせとうち[6]

出典

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  1. ^ a b c d 安浦交通株式会社の情報 国税庁法人番号公式サイト、2023年9月9日閲覧。
  2. ^ a b c 安浦地区における生活バス事業計画の変更について 呉市、2013年4月1日改正、2023年9月9日閲覧。
  3. ^ バス / 乗合タクシー / 船 運行(運航)情報 呉市、2023年7月11日更新、2023年8月15日閲覧。
  4. ^ 安浦地区生活バス 呉市、2022年11月1日更新、2023年9月9日閲覧。
  5. ^ 『安浦町史 通史編』pp.724-725、安浦町。
  6. ^ グリーンピアせとうち

関連項目

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外部リンク

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