宮原村 (広島県)

日本の広島県安芸郡にあった村

宮原村(みやはらむら)は、広島県安芸郡にあった。現在の呉市の一部にあたる。呉鎮守府開庁に伴う用地買収により一時期、人口が減少した[1]

みやはらむら
宮原村
廃止日 1902年9月1日
廃止理由 新設合併
二川町荘山田村和庄町宮原村呉町
現在の自治体 呉市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
安芸郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,456
(『角川日本地名大辞典 34 広島県』792頁、1891年)
隣接自治体 和庄町、警固屋村
宮原村役場
所在地 広島県安芸郡宮原村
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地理 編集

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、安芸郡宮原村が単独で村制施行し、宮原村が発足[1][2]
  • 1902年(明治35年)10月1日、安芸郡二川町、荘山田村、和庄町と合併し、市制施行し呉市を新設して廃止された[1][2]

地名の由来 編集

次の二説あり[1]

  1. 神武天皇駐在の伝説にちなむ。
  2. 地形や農業に関係する。

産業 編集

  • 農業、漁業[1]

交通 編集

港湾 編集

海軍 編集

  • 1889年(明治22年)呉鎮守府開庁[1]
  • 1891年(明治24年)第1船渠竣工[1]
  • 1895年(明治28年)仮設兵器製造所設立[1]。1897年(明治30年)呉海軍造兵廠に改称[1]
  • 1897年(明治30年)造船部、呉海軍造兵廠に改称[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 34 広島県』791-792頁。
  2. ^ a b 『市町村名変遷辞典』778頁。

参考文献 編集

関連項目 編集