小山 裕三(こやま ゆうぞう 1956年 - )は、日本の体育学者、陸上競技選手陸上競技指導者、陸上競技解説者砲丸投元室内日本記録保持者[1]。2016年より日本大学スポーツ科学部教授[1]。また日本大学陸上競技部監督を務める[2]。専門はスポーツ運動学。博士(体育科学)(国士舘大学)[3]

経歴 編集

千葉県出身。日本大学法学部管理行政学科卒業[1][2]日本大学文理学部体育学科聴講生を経て、筑波大学大学院修士課程体育研究室研究生。現役時代は砲丸投の日本トップ選手としてゴールドウインに所属して活躍した。指導者として、成田高等学校で指導した後、日本大学に移り現在に至る。主な教え子に、室伏広治野口安忠畑瀬聡大垣崇村上幸史らがいる。

日本陸上競技連盟投てき部長、東京陸上競技協会強化副部長、日本学生陸上競技連合強化委員会委員などの要職を歴任している。 TBS世界陸上中継で長年投擲種目の解説を務めている。解説者としてはオールマイティな解説が持ち味で、砲丸投だけでなく、円盤投ハンマー投やり投の解説も行うが、辛口な解説で有名である。2009年のベルリン世界陸上選手権では教え子の村上幸史のメダルが決まった瞬間に放送席で号泣していた。

加瀬あつしの漫画『カメレオン』の登場人物「小山裕造」のモデルでもある(コミックス二巻、キャラクターズパラダイスにて加瀬あつし本人が公表)。小山は高校時代の加瀬の恩師にあたる。

主な出演番組 編集

関連書籍 編集

  • 『ジュニア陸上競技教典』(全国高等学校体育連盟陸上競技部(編)、陸上競技社、1997/3、砲丸投の項を小山裕三が執筆)

脚注 編集

関連項目 編集

関連人物 編集