やり投げ

やり投(やりなげ)は、陸上競技投擲競技に属する種目で、助走をつけて、(やり)を遠くに投げる能力を競う競技である。

競技解説編集

  • やりの重さは、男子が800グラム、女子が600グラム。やりの長さは、男子が2.6~2.7m、女子が2.2~2.3m[1]
  • 角度約29度[2]のラインの内側に落下したものだけが有効試技となる。ただし、やりが地面に落下するまでは助走路に留まらなければならない[1]
  • 1984年に東ドイツウベ・ホーンが人類初の100mを超える104.80mという世界記録を樹立した。やりの飛び過ぎは競技場内の他の競技者に危険を及ぼす可能性があるため、概ね10%程度飛距離が短くなるよう、やりの重心の位置が変更されるルール改正があった。現在は男子が1986年、女子は1999年以降の記録が現行の公認記録となる[3](女子の旧規格の世界記録は1988年東ドイツペトラ・マイヤー=フェルケが投げた80.00mである)。
  • ルールでは危険防止のため、円盤投砲丸投ハンマー投のような回転投法は認められていない[1]
  • 日本陸上競技連盟による正式表記はやり投である[1]

脚注編集

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  1. ^ a b c d 日本陸上競技連盟競技規則/第4部フィールド競技 第187条-投てき種目 第193条やり投”. 日本陸上競技連盟. pp. p.300-p.312,p.325-p.331. 2020年2月1日閲覧。
  2. ^ 28.96度。この角度は、投てき角度を示すラインがサークルの中心から20mの地点において10m(20×0.500)の間隔になる角度である
  3. ^ 陸上競技マガジン1999年記録集計号325p、330p

関連項目編集

外部リンク編集