尾張旭駅

日本の愛知県尾張旭市にある名古屋鉄道の駅

尾張旭駅(おわりあさひえき)は、愛知県尾張旭市東大道町原田にある、名鉄瀬戸線である。駅番号はST15

尾張旭駅*
MT-Owari Asahi Station-Building.JPG
尾張旭駅(2015年3月)
おわりあさひ
OWARI ASAHI
ST14 旭前 (1.6 km)
(1.4 km) 三郷 ST16
所在地 愛知県尾張旭市東大道町原田2591-3
駅番号 ST  15 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 14.7 km(栄町起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 島式 2面3線
乗降人員
-統計年度-
7,979人/日
-2019年-
開業年月日 1905年明治38年)4月2日
備考 ** 1994年に移転後の所在地。
* 改称経歴
- 1922年 新居駅→旭新居駅
- 1971年 旭新居駅→尾張旭駅
テンプレートを表示

尾張旭検車支区が隣接することから、普通(各駅停車)には、当駅にて、始発、折り返し、終着の運行設定があり、平日朝には準急1本にも栄町発当駅行きの設定がある。

本項では尾張旭検車支区についても記述する。

歴史編集

瀬戸線開業時に、当時東春日井郡新居村に設置されたことから、新居駅として開業した。

1970年昭和45年)の尾張旭市発足を受けて、翌1971年(昭和46年)尾張旭駅に改称した。

古くから、現在の駅の位置の西側1つめの踏切の東隣にあり、相対式2面2線ホームの地上駅で、1994年平成6年)7月3日、100mほど東の現在の場所に移転した。

年表編集

駅構造編集

 
折り返し用中線の尾張瀬戸側
左が1・2番、右が3・4番線ホーム

島式2面3線ホーム橋上駅。ホーム有効長は6両分相当。

中央の1線は大曽根・栄町方面への折り返し用で、両側に2番線・3番線ホームがある。この線の尾張瀬戸寄りに車止めがあり、線路は東にある踏切の手前で途切れている。

また線路自体の有効長は4両編成2本に相当するものがあり、夜間には2編成が留置される(中線に2本縦列で停車して夜間滞泊を行う。この際両端の各1両はホームからはみ出す形になる)。

2番線側は降車専用で、隣りの1番線が尾張瀬戸方面ホームなので、当駅止まりの電車から、階段を使わずに尾張瀬戸方面に乗り換えができるようになっている。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 ST 瀬戸線 下り 尾張瀬戸方面[7]  
2 降車専用 当駅止まり・始発のみ
線路を共用
3 上り 栄町ゆき[7]
4  

エレベータ2基及び多目的トイレが設置され、いわゆるバリアフリー化がなされている。

列車案内については、LED表示によるものほか、自動放送により行われている[注釈 1]

尾張旭検車支区編集

尾張旭検車支区
 
基本情報
所在地 愛知県尾張旭市向町4-8-1
鉄道事業者 名古屋鉄道
帰属組織 犬山検査場
最寄駅 尾張旭駅
車両基地概要
敷地面積 18,000 m2
検査線本数 2本
その他設備 ドロップピット
天井走行クレーン (10 t) :1基
集塵ブース など
最大収容両数 26両
備考 データは2009年3月現在[8]
テンプレートを表示

尾張旭検車支区(元・尾張旭検車区)[6]は、瀬戸線車両の保守・検査を行う瀬戸線唯一の車両基地であり、尾張旭駅の西方に位置する。元々は輸送力増強に伴う6000系の増備の為、2000年のダイヤ改正時に夜間滞泊用留置線4本で発足した。瀬戸線では60年以上に渡り喜多山駅隣接の喜多山検車区が保守・検査を担ってきたが、施設の老朽化と喜多山駅の高架化事業の影響により、代替として2006年平成18年)8月より整備が開始され、2007年(平成19年)6月30日から供用を開始した。

敷地面積は約18,000平方メートルであり、検修棟(平屋建、3,735平方メートル)、管理棟(3階建、227平方メートル)、土木・電気総合詰所(2階建、175平方メートル)などを擁する。構内には4両編成対応の検査線4本と留置線6本、洗浄線1本(自動洗車機付き)、保線車両用留置線1本があり、4両編成9本の留置が可能である。検修棟では全般検査や重要部検査も行われるが、台車や床下機器は取り外して岡崎市の舞木検査場へ陸送の上検査される。検査線4本のうち2本は仕業検査や交番検査用、残り2本には車体を吊り上げることなく台車を取り外すリフターなどが設置されており、全般検査や重要部検査に対応している。

当検車支区では揮発性塗料の車体塗装設備が設置されておらず、検査の際に普通鋼製車両へ塗装する場合は水性塗料が用いられた。これは周囲の環境に影響を与えにくいことと、将来的に塗装が不要なステンレス車に統一する計画があったことによる。2012年にステンレス鋼製車両への統一が行われた(ただし、一部車両の前頭部は鋼製)。また検車区開設以前に現在地にて6000系が瀬戸線へ搬入される際のトラックから線路へ下ろす作業や、3730系・3770系・3780系の解体作業が行われたことがある。2008年の4000系の搬入はここで行われた。

構内入換用にアント工業製の車両移動機(機械扱いで無車籍)が配置されている。喜多山検車区だった頃はデキ370形電気機関車が構内入換用に配置されていたが、検車区移転の際に廃車され、置き換えられた。

配線図編集

尾張旭駅・尾張旭検車支区 構内配線略図

尾張瀬戸方面
 
大曽根・
栄町方面
凡例
出典:[9][10]


駅周辺編集

利用状況編集

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は7,676人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中54位、瀬戸線(20駅)中8位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は6,800人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中65位、瀬戸線(19駅)中10位であった[13]
  • 『尾張旭市の統計』『移動等円滑化取組報告書』によると、当駅の一日平均乗降人員は以下の通り推移している[14][15]
年度 1日平均
乗降人員
2003年 7,283
2004年 7,386
2005年 7,495
2006年 7,454
2007年 7,637
2008年 7,827
2009年 7,782
2010年 7,751
2011年 7,623
2012年 7,577
2013年 7,676
2014年 7,611
2015年 7,752
2016年 7,753
2017年 7,796
2018年 8,008
2019年 7,979
  • 市名を冠した駅であるが、乗降客数は東隣の三郷駅のほうが多い。

路線バス編集

北口にある尾張旭駅バス停

南口にある市役所バス停。

  • 尾張旭市営バス:あさぴー号
    • 東ルート
    • 西ルート

隣の駅編集

名古屋鉄道
ST 瀬戸線
急行(当駅以東各駅に停車)
大森・金城学院前駅(ST12) - 尾張旭駅(ST15) - 三郷駅(ST16)
準急普通
旭前駅(ST14) - 尾張旭駅(ST15) - 三郷駅(ST16)

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 自動放送は、1・2番線が女声、3・4番線が男声である。中線に電車が到着すると、2番線と3番線の放送が同時に流される。

出典編集

  1. ^ 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補 7号 東海 - 鉄道フォーラム
  2. ^ 「地方鉄道停車場名称変更」『官報』1922年3月2日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、879頁。
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1012頁。
  5. ^ a b 尾張旭市の統計 2006年(平成18年)度版 (pdf) 付録8-9(pdfのページでpp.214-215)- 愛知県尾張旭市
  6. ^ a b 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 下巻』アルファベータブックス、2019年8月、136頁。
  7. ^ a b 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2018年2月24日閲覧
  8. ^ 伊藤慎悟「検車区の概要」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、 59頁。
  9. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  10. ^ 伊藤慎悟 「検車区の概要」(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月増刊号』、p.60、電気車研究会、2009年
  11. ^ ショッピングタウン ASKA
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
  14. ^ 市の統計 - 尾張旭市
  15. ^ 令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅) (PDF)”. 名古屋鉄道. 2020年11月25日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集