張勝賢(チャン・スンヒョン、韓国語:장승현、1994年3月7日 - )は、大韓民国仁川広域市出身のプロ野球選手捕手)。彼の父親はSKワイバーンズなどで活動した元プロ野球選手の張光鎬である。

張勝賢(チャン・スンヒョン)
Jang Seung-Hyun
斗山ベアーズ #22
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 仁川広域市
生年月日 (1994-03-07) 1994年3月7日(30歳)
身長
体重
184 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2013年 ドラフト4巡目
初出場 KBO/ 2018年3月11日
年俸 3500万ウォン(2020年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
チャン・スンヒョン
各種表記
ハングル 장승현
漢字 張勝賢
発音: ジャンスニョン
日本語読み: ちょう・しょうけん
英語表記: Jang Seung-Hyun
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経歴 編集

父親の影響で12歳の頃から野球を始め、高校時代はチームの正捕手だった。

2014年に斗山から指名され入団した。同年は梁義智崔在勳などに押されて一軍出場がなかった。

2015年はオープン戦に一軍で出場したが[1]、やはり梁義智らの活躍でシーズン中は一軍登録されなかった。また同年には二軍のオールスター戦に選出され、文昇元とバッテリーを組んだ[2]

シーズン終了後には警察野球団の入団試験を受けて合格。2017年9月23日に除隊されチームに復帰した。また2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ韓国代表に同僚の咸徳柱柳志赫金明信とともに抜擢された。大会中では1試合に韓承澤の守備固めとして出場したにとどまり打席入りのチャンスはなかった。

2018年は開幕を一軍で迎え、3月11日のKTウィズ戦の7回裏に守備固めとして初出場を記録した。さらに初打席初安打を打つと、4月1日には8番捕手でデビュー初の先発出場を果たした。

2019年は梁義智が退団したため正捕手争いが激化したものの、ほどなくして朴世爀が正捕手に定着し出場機会はあまり増加しなかった。

2020年も朴世爀との競争に敗れ、さらにベテラン捕手の鄭相昊の加入もあり出場機会は増えず。5度にわたり一軍と二軍を往復し、最終的には23試合に出場した。

2021年は自己最多を大幅に更新する92試合に出場し、プロ初本塁打も記録した。

プレースタイル・人物 編集

前述の通り高校時代はチームの正捕手であり、4番打者を務めたこともあった。

指名当時は韓承澤と共に高卒キャッチャー最大選手としてドラフトの目玉として挙げられており、何よりも斗山は優れた身体的条件(184cm、86kg)に注目した。

肩が強く、また守備そのものも堅実で2020年シーズン終了時点で失策は一度もない。

2018年にはシーズン序盤にスイッチヒッターを狙ったことがある。アマチュア時代は左打者だったが警察野球団入団後は右打者になっている。

高校時代の賈來暎監督は野球に接する姿勢も真摯で真面目な性格だと語っている。

詳細情報 編集

年度別打撃成績表 編集

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2018 斗山 0.385 20 13 2 5 0 0 0 5 1 0 0 1 0 2 2 0
2019 0.171 35 41 3 7 2 0 0 9 3 0 0 3 1 13 0 0
2020 0.250 23 20 5 5 3 0 0 8 3 0 0 1 1 6 2 0
2021 0.232 92 177 18 41 10 0 2 57 27 0 0 19 8 50 2 4
2022 0.208 60 96 6 20 3 0 0 9 9 0 0 5 4 27 2 4
通算 5シーズン 0.225 230 347 34 78 18 0 2 88 40 0 0 29 14 98 8 9

背番号 編集

  • 2 (2013年 - 2015年、2018年 - 2019年)
  • 4 (2017年)
  • 22 (2020年 - )

脚注 編集