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戒厳令の夜』(かいげんれいのよる)は、1980年公開の山下耕作監督による日本映画

戒厳令の夜
監督 山下耕作
脚本 夢野京太郎
佐々木守
出演者 伊藤孝雄
樋口可南子
音楽 ジョー山中
主題歌 悲しみのフローレンス
撮影 宮島義勇
編集 中静達治
製作会社 白夜プロダクション
配給 東宝
公開 日本の旗 1980年7月5日
上映時間 136分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
スペイン語
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概要編集

1973年9月のチリ・クーデターを背景にした五木寛之の小説『戒厳令の夜』を映画化したものである。

ただし、原作ではそのままの『チリ』という国名を伏せ、ヌエバグラナダという仮想の国名を使用している。なお、ヌエバ・グラナダコロンビアの旧称である。日本およびフランス、コロンビアでロケーションを行っている。

あらすじ編集

江間隆之は、博多のバーで、パブロ・ロペスなるヌエバグラナダの画家の少女像を発見する。そのことを大学の恩師の秋沢敬之助に報告するが、そんなことはありえないと否定される。その直後に、秋沢敬之助は自殺する。

友人の伊崎より、パブロ・ロペスの絵は、ナチス占領下のパリで、ロペスのパトロンの女性のイザベルが殺害された際に強奪されたものと判明する。右翼の黒幕の鳴海望洋に、江間はこのことを報告する調査の末、パブロ・ロペスの絵画全てが日本に運び込まれ、筑豊の炭鉱に隠匿されたということが、判明する。ヌエバグラナダの文化省高官で、イザベルの従姉のバルデス夫人により、バブロ・ロペスの絵画ということが確認された。炭鉱主の原島雄一郎が、秋沢敬之助に鑑定を依頼し、この事実を口止めしたということが、秋沢の娘の冴子にあてた遺書で明らかになる。

鳴海望洋および腹心の部下の元自衛隊レンジャー教官の黒崎良平ら私兵集団は、原島雄一郎らに対して「作戦行動」を展開しパブロ・ロペスの絵画の奪還および責任追及を図るが、その現場に総理大臣が居合わせることとなる。

また、江間隆之と秋沢冴子は、鳴海らの私兵集団と別れ、バブロ・ロペスの絵のことで、ヌエバグラナダへ行く。しかし、その国には、クーデターが迫っていた。バルデス夫人からの電話が途中で切れ、銃声がした。

スタッフ編集

キャスト編集

エピソード編集

  • 劇中のバブロ・ロペスの『少女像』は、日本の画家の竹中英太郎が、この映画のために作成した絵である[1]
  • 脚本の担当の『夢野京太郎』は、評論家の竹中労のペンネーム[2]

脚注編集

外部リンク編集