昨日のカレーを温めて(きのうのカレーをあたためて)は、フリーで活動する日本のお笑いコンビスクールJCA18期生。かつてはプロダクション人力舎オフィス北野に所属していた[1][2]

昨日きのうのカレーをあたためて
メンバー みんなのおさむ
だれかのやす
結成年 2010年
事務所 プロダクション人力舎
オフィス北野
フリー
活動時期 2010年5月 -
出身 スクールJCA18期
出会い 神奈川県立麻溝台高等学校
ハンドボール
旧コンビ名 温泉たまご
現在の活動状況 ライブなど
芸種 コント漫才
ネタ作成者 みんなのおさむ
現在の代表番組 昨日のカレーを温めての「お祭りワッショイ!!」
同期 センス爆発女
マグ万平
杉昇(くらげ)など
公式サイト 公式ホームページ
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メンバー 編集

みんなのおさむ(本名:山下 修〈やました おさむ〉 (1987-04-24) 1987年4月24日(36歳) - )
ツッコミ・ネタ作り担当[3]、立ち位置は向かって左。
だれかのやす(本名:川口 泰央〈かわぐち やすお〉 (1988-03-02) 1988年3月2日(36歳) - )
ボケ担当[3]、立ち位置は向かって右。
  • 神奈川県相模原市出身[3]
  • 好きなスポーツはハンドボール。 中学時代は試合中に相手の監督が自校の生徒へ「ステップシュートはああいうふうに打つんだ!」と言わしめたほどの逸材とされ、Jr.オリンピック選手選考会に招集されたこともある。神奈川県大会ではベスト32の成績を収めた[3]
  • 好きなゲームはストリートファイターIII 3rd strike。大会での実績はゲームセンターサミー相模大野(現クラブSEGA相模大野)カップにて1回戦敗退[3]

来歴 編集

神奈川県立麻溝台高等学校ハンドボール部にて2人は出会う。互いの第一印象は「面白い奴(川口)」「とにかく黒い奴(山下)」だった。2人とも人を笑わせるのが大好きだったため仲良くなるのに時間はかからず、体育祭にて全校生徒の前に海パン1丁で登場しラジオ体操を披露したこともあった。しかしそれ以外に目立ったお笑いの活動は行わず、別々の大学へ進学した[2][4]

就職活動を本格化していく3年時、久々に2人で昼食を取る機会があった。そこで山下が大学を辞めて芸人の道を進もうという旨を話すと、川口も実は芸人になろうと思っていたことを返しコンビ結成。2人とも両親を説得して大学を中退し、養成所・スクールJCAの入学費用と学費返済に充てるためアルバイトに精を出した[2][4]

コンビ名の由来は養成所時代に山下が名付けたもの。「昨日作ったカレーを温めるのは日常の小さな幸せの瞬間だ」と考え、自分たちもそんな存在でありたいという思いを込めている[2]。コンビ揃って「小田急沿線芸人」を自称している。

デビュー当初はプロダクション人力舎に所属。人力舎時代に一時期「温泉たまご」というコンビ名で活動していたが、程なくして現在のコンビ名に戻している。後にオフィス北野(現・TAP)へ移籍し、2018年12月からはフリーランスで活動している[5]

2015年7月から2019年2月にかけ、毎月及び隔月ペースによる単独ライブ『ジャガイモ』『にんじん』『たまねぎ』を開催した。2019年4月2日には、主催による無料ライブ『大感謝!小田急沿線盛り上げライブ』を相模女子大学グリーンホールにて開催、800人を超える来場客を招いた[6]

2023年に新ネタライブ『ルー』を開催し、同年12月8日にはベストネタライブ『大収穫祭 究極のルー』を相模原南市民ホールにて無料開催した[7]

芸風 編集

主にコント。漫才もやることがあり、M-1グランプリへの出場経験がある[8]

オフィス北野主催のライブ内のチャレンジコーナーにて、元祖いちごちゃんsatomiなど7組の芸人の中から1位に輝いたこともある[9]

出演 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

ネット配信 編集

  • 今夜も世田谷を温めてTV(世田谷webテレビ)

ライブ 編集

  • 大感謝!小田急沿線盛り上げライブ(相模女子大学グリーンホール、2019年4月2日)※主催による無料ライブ

単独公演 編集

  • 昨日のカレーを温めて単独ライブ『ジャガイモ』
    • vol.1(2015年7月8日、阿佐ヶ谷アートスペースプロット)
    • vol.2(2015年8月1日、阿佐ヶ谷アートスペースプロット)
    • vol.3(2015年9月5日、阿佐ヶ谷アートスペースプロット)
    • vol.4(2015年10月10日、中野Vスタジオ)
    • vol.5(2015年12月30日、中野Vスタジオ)
    • vol.6(2016年1月24日、中野Vスタジオ)
    • vol.7(2016年2月21日、新宿Fu-)
    • vol.8(2016年3月26日、新宿Fu-)
    • vol.9(2016年4月29日、新宿Fu-)
    • vol.10(2016年5月20日、中野Vスタジオ)
    • vol.11(2016年6月25日、CHARA DE asagaya)
    • ~最終回~(2016年7月23日、CHARA DE asagaya)
    • ベストネタライブ『~大収穫祭~ 究極のジャガイモ』(2016年12月3日、CHARA DE asagaya)
  • 昨日のカレーを温めて単独ライブ『にんじん』
    • vol.1(2017年2月4日、下北沢シアターミネルヴァ
    • vol.2(2017年4月1日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • vol.3(2017年6月3日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • vol.4(2017年8月5日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • vol.5(2017年10月7日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • ベストネタライブ『~大収穫祭~ 究極のにんじん』(2017年12月2日、下北沢シアターミネルヴァ)
  • 昨日のカレーを温めて単独ライブ『たまねぎ』
    • たまねぎ1(2018年2月3日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • たまねぎ2(2018年4月6日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • たまねぎ3(2018年6月2日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • たまねぎ4(2018年8月4日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • たまねぎ5(2018年10月6日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • たまねぎ6(2018年12月1日、下北沢シアターミネルヴァ)
    • たまねぎ7(2019年2月2日、下北沢シアターミネルヴァ)
  • 昨日のカレーを温めての新ネタライブ『ルー』
    • ルー(2023年3月18日、だがしあたーイエスマン)
    • ルー '初夏(2023年6月17日、だがしあたーイエスマン)
    • ルー '秋(2023年9月16日、だがしあたーイエスマン)
    • ベストネタライブ『大収穫祭 究極のルー』(2023年12月8日、相模原南市民ホール)

脚注 編集

  1. ^ お笑い芸人「昨日のカレーを温めて」、地元・相模原「無料ライブ」開催迫る 「空席たくさんあり」”. 相模原町田経済新聞. 2020年11月18日閲覧。
  2. ^ a b c d 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(283)】第2のいきものがかりを目指す?! 小田急線コンビ、昨日のカレーを温めて”. SANSPO.COM (2017年2月18日). 2020年11月18日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h プロフィール”. 昨日のカレーを温めて. 2020年11月18日閲覧。
  4. ^ a b 昨日のカレーを温めて「地元に笑いを届けたい」相模大野で無料ライブ | さがみはら南区”. タウンニュース (2019年2月21日). 2020年11月17日閲覧。
  5. ^ ライブでもご報告しましたが、僕たち昨日のカレーを温めては11月いっぱいでオフィス北野を退社いたしました。”. 昨日のカレーを温めて みんなのおさむ公式Twitter (2018年12月2日). 2022年3月18日閲覧。
  6. ^ お笑いライブ - 昨日のカレーを温めて
  7. ^ 相模原芸人 地元で単独ライブ 12月8日 入場無料”. 神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙 タウンニュース (2023年12月7日). 2023年12月16日閲覧。
  8. ^ 昨日のカレーを温めて | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2020年11月18日閲覧。
  9. ^ 馬鹿よ貴方は、米粒写経が圧巻の笑い! 曲者だらけのオフィス北野ライブ! (2015年3月29日)”. エキサイトニュース. 2020年11月18日閲覧。
  10. ^ 過去の放送内容 2018年4月10日”. ウチのガヤがすみません! 公式ホームページ (2018年4月). 2023年7月3日閲覧。
  11. ^ 価格.com - 「オールスター後夜祭」で紹介された情報 | テレビ紹介情報”. kakaku.com. 2020年11月18日閲覧。

外部リンク 編集