本名 徹次(ほんな てつじ、1957年1月19日[1] - )は、日本指揮者

来歴 編集

福島県郡山市生まれ[1]。実家は和菓子店柏屋東京芸術大学器楽科(トロンボーン専攻)を中退。山田一雄井上道義に師事した。尚美学園で教えた後1985年東京国際音楽コンクールで優勝。ウィーンを本拠地とし1990年には アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで2位を獲得した。1995年芸術選奨新人賞受賞。2001年から2009年までベトナム国立交響楽団音楽顧問を務め、同年2月に音楽監督兼首席指揮者に着任した。「ベトナム国立」は最近ではマーラー8番を演奏するなど成長著しいが、本名の献身的な活動が功を奏したといえる。2012年、ベトナム文化・スポーツ・観光省より、文化功労賞を授与される。長年のベトナムでの活動が評価され、2019年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞した。日本においては、1995年から2001年まで大阪シンフォニカー交響楽団の常任指揮者を務めた。1998年からは名古屋フィルハーモニー交響楽団の客演常任指揮者も兼任していた。

脚注 編集

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.522

関連項目 編集

外部リンク 編集

先代
 ?
大阪シンフォニカー交響楽団
音楽監督
1995 - 2001
次代
 ?
先代
 ?
ベトナム国立交響楽団
首席指揮者
2009 -
次代
 ?