東方 伸友(とうぼう しんすけ、1995年9月17日 - )は、島根県浜田市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。プロでは育成選手であった。苗字の「東方」は、「とうほう」ではなく「とうう」が正しい。

東方 伸友
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 島根県浜田市
生年月日 (1995-09-17) 1995年9月17日(28歳)
身長
体重
192 cm
98 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 育成選手ドラフト2位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴 編集

プロ入り前 編集

小学3年から野球を始め、三隅中時代は三隅少年野球クラブに所属していた。浜田商時代は、1年からベンチ入り。2年時に頭角を現し、秋大会からエースとして登板した。3年夏の県大会はベスト8で敗退するも4試合すべてで完投し、32イニングで36奪三振の力投を見せた。

2013年10月24日、プロ野球ドラフト会議福岡ソフトバンクホークスから育成2位指名を受けた[1]

プロ入り後 編集

2014年は、二軍戦での登板は無かったが、三軍戦では、10試合に登板し、15回を投げ、1勝1敗、防御率4.20の成績だった[2]。同年9月25日に右肘のトミー・ジョン手術と尺骨神経移行手術を受けた[3]

2015年2016年ともに、前述の怪我の影響から、二軍戦・三軍戦においても登板機会が無く、2016年10月31日、育成選手契約の規約に基づき、自由契約公示された[4]。同年12月2日、来シーズンの育成選手契約締結が発表された[5]

2017年も怪我の影響から、三軍戦において僅か4試合の登板にとどまる[6]。三度の右肘手術を受けるなど故障に泣かされ続け、肘が真っすぐに伸びない状態になる[7]。10月3日に球団から戦力外通告を受けた[8]。10月31日、自由契約公示された[9]

現役引退後 編集

自由契約後はソフトバンクの球団職員として働いている[10]

選手としての特徴・人物 編集

191cmの長身スリークォーターから投げ下ろされる最速149km/hのストレート[11]。横滑りするスライダーが武器。

目標の選手はダルビッシュ有

詳細情報 編集

年度別投手成績 編集

  • 一軍公式戦出場なし

背番号 編集

  • 139 (2014年 - 2017年)

脚注 編集

  1. ^ ドラフト会議、地元九州の加治屋投手ら計8名を指名!
  2. ^ 3軍個人成績・投手成績(ホークス) 2014年シーズン終了時成績 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
  3. ^ ソフトB育成の東方が手術 - 日刊スポーツ 2014年9月24日掲載。
  4. ^ 自由契約選手(育成選手)”. 日本野球機構公式サイト (2016年10月31日). 2016年11月1日閲覧。
  5. ^ 育成選手契約締結について プレスリリース 2016年12月2日配信。・福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  6. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2017/9/28(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年9月28日). 2017年10月3日閲覧。
  7. ^ ソフトバンク育成東方が戦力外 肘が真っすぐ伸びず”. 日刊スポーツ (2017年10月3日). 2017年10月3日閲覧。
  8. ^ 来季契約について”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト (2017年10月3日). 2017年10月3日閲覧。
  9. ^ 自由契約選手(育成選手)|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年10月31日). 2017年11月1日閲覧。
  10. ^ ゲレーロら/12球団引退、退団、戦力外選手一覧”. 日刊スポーツ (2018年1月25日). 2018年3月4日閲覧。
  11. ^ 2013年プロ野球ドラフト 東方 伸友 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

関連項目 編集

外部リンク 編集