東海大学福岡短期大学

日本のかつての私立大学

東海大学福岡短期大学(とうかいだいがくふくおかたんきだいがく、英語: Tokai University Fukuoka Junior College)は、福岡県宗像市田久1-9-1に本部を置いていた日本私立大学である。1990年に設置され、2018年に廃止された。

東海大学福岡短期大学
大学設置 1990年
創立 1966年
廃止 2018年
学校種別 私立
設置者 学校法人東海大学
本部所在地 福岡県宗像市田久1-9-1
キャンパス (同上)
学部 情報処理学科
国際文化学科
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概観 編集

大学全体 編集

  • 東海大学福岡短期大学は、福岡県宗像市内にあった日本私立短期大学学校法人東海大学が設置した東海大学工学部福岡教養部を前身に1990年に開学、2018年に閉学した。設置されていた学科数は2学科である。
  • 前身である福岡教養部の開設は、当時、高度経済成長期となり技術者需要が増加していたことと、「わが国の大学は、文科系の学生は多いが、それに比して、理工系の学生は少ないという問題を抱えていたので、文系は小数精鋭主義で行き、理工系の学生を多く養成したい」との松前学長の考えに基づくものであった[1]。1990年に福岡教養部は廃止されるまで24年間にわたり多数の技術者を育成してきた。1966年開設した学科は電気工学科、建築学科、土木工学科、動力機械工学科、生産機械工学科。1969年開設した学科は通信工学科、電子工学科、制御工学科である。札幌教養部と同様、福岡教養部で2年間を過ごし、その後、湘南キャンパスへ移行する形式であった。

建学の精神(校訓・理念・学是) 編集

  • 若き日に汝の思想を培え
  • 若き日に汝の体躯を養え
  • 若き日に汝の智能を磨け
  • 若き日に汝の希望を星につなげ

教育および研究 編集

学風および特色 編集

  • 「アカデミック&キャリアアップTOKAI」を教育方針に掲げ、ヒューマンスキル、コミュニケーションスキル、ITスキルの育成をキャッチフレーズにさまざまな独創的教育プロジェクトに取り組んでいた。

沿革 編集

  • 1966年 東海大学福岡教養部を設置。
  • 1990年 東海大学福岡教養部を改組して東海大学福岡短期大学(情報処理学科・国際文化学科)を開学。
  • 2015年 2017年度の学生募集停止を発表。[2][2]
  • 2018年 2月17日、最後の卒業式と閉学式を挙行[3]。なお、最後の入学となった2016年度の新入生(2016年5月1日在学者数)は定員400名に対して69名[4]、卒業生は60名であった。
  • 2018年 3月閉学。

基礎データ 編集

所在地 編集

  • 福岡県宗像市田久1-9-1

交通アクセス 編集

象徴 編集

  • 校章は東海大学と同じであった。

教育および研究 編集

組織 編集

学科 編集

  • 情報処理学科
  • 国際文化学科

専攻科 編集

  • なし

別科 編集

  • なし
取得資格について 編集

附属機関 編集

  • 観光文化研究所

教育 編集

  • 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
    • 「学びの自由化と個別教育の推進-近未来コミュニティカレッジのためのe-learningの開発及び展開」として2005年に採択された。
  • 質の高い大学教育推進プログラム
    • 「地域活性型人材育成プログラム」(副題:仮想会社を中核とした人材育成と地域活性化が連動した実践活動の推進)において2008年に採択された。

学生生活 編集

部活動・クラブ活動・サークル活動 編集

学園祭 編集

  • 学園祭は「建学祭」と称していた。

施設 編集

キャンパス 編集

  • 福岡コモンホール
  • アリーナ
  • フィットネスルームほか

対外関係 編集

韓国 編集

系列校 編集

脚注 編集

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯33度48分11.8秒 東経130度33分57.1秒 / 北緯33.803278度 東経130.565861度 / 33.803278; 130.565861