栗原裕一郎
概要編集
神奈川県川崎市生まれ。小学校と中学校で登校拒否、東京都立日比谷高等学校中退、大検から駿台予備校を経て東京大学理科一類除籍。このため卒業式は一度も経験したことがないという[2]。『音楽誌が書かないJポップ批評』『ユリイカ』などで、文芸、音楽、美術などの多岐にわたるジャンルで執筆活動を行う。
2005年、小谷野敦・斎藤貴男との共著『禁煙ファシズムと戦う』(ベスト新書)を上梓。
2008年には大著『〈盗作〉の文学史』を新曜社から刊行し、第62回日本推理作家協会賞評論その他部門を受賞。
2009年1月から1年間『週刊読書人』に文芸雑誌の全作品の時評を連載。
2014年7月、『婦人公論』に「直撃!政界のドンは不遇な作家?」として石原慎太郎、豊崎由美との鼎談が掲載された。
1970年代歌謡曲を愛する。
著書編集
- 『〈盗作〉の文学史』(新曜社、2008年)
共著編集
- 『「腐っても」文学』(企画・共著)(宝島社、2001年
- 『音楽誌が書かないJポップ批評』(宝島社)
- (小谷野敦・斎藤貴男)『禁煙ファシズムと戦う』(ベスト新書、2005年)
- 『村上春樹を音楽で読み解く』監修、鈴木淳史、大谷能生,大和田俊之,藤井勉共著 日本文芸社 2010
- 『本当の経済の話をしよう』若田部昌澄共著 ちくま新書、2012
- 『石原慎太郎を読んでみた』豊崎由美共著 原書房、2013
- 『現代ニッポン論壇事情 社会批評の30年史』北田暁大、後藤和智共著 (イースト新書)2017
- 『村上春樹の100曲』鈴木淳史、大谷能生,大和田俊之,藤井勉共著 立東舎 2018
- 『ニッポンの音楽批評150年100冊』大谷能生共著 立東舎 2021
関連人物編集
脚注編集
- ^ 『すばる』2015年7月、執筆者紹介
- ^ おまえにハートブレイク☆オーバードライブ 2007-04-26 ■斉藤由貴「卒業」
外部リンク編集
- おまえにハートブレイク☆オーバードライブ - 公式ブログ(旧ブログ。現在はプライベートモード)
- 栗原裕一郎 (@y_kurihara) - Twitter