桂本神社(かつらもとじんじゃ)は、岐阜県高山市上宝町(旧・吉城郡上宝村)に鎮座する神社

桂本神社
所在地 岐阜県高山市上宝町在家736
主祭神 葛原親王天津日高日子穂穂出見命豊玉姫命
社格 旧郷社・金幣社
創建 不詳
例祭 5月3日
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概要 編集

創建時期は不詳。かつての名称は高田神社であり、火遠理大神豊玉姫大神を祭神としていた[1][2][3]鎌倉時代江馬氏がこの地域(高原郷)を支配すると、江馬氏は桓武平氏経盛流を称していたことから、貞応年間に葛原親王の像をつくり合祀。同時に桂本神社に改称する[1][2][3]

天正年間に兵火により焼失したが、新たに飛騨国領主となった金森長近により再興が行われ、万治2年(1659年)に本殿が再建された[1]

近代社格制度では1926年(大正15年)に郷社に指定。1954年(昭和29年)1月に岐阜県神社庁より県神社庁長参向指定神社(金幣社)の指定を受ける[3]

祭神 編集

文化財 編集

  • 木造桂本神社神像
鎌倉時代作の4体の神像(神像2体、随神2体)。1957年(昭和32年)12月19日に岐阜県の重要文化財に指定されている[4]

交通アクセス 編集

  • 濃飛バス上宝・神岡線、国府・上宝線「上宝支所前」下車、徒歩約15分。

脚注 編集

  1. ^ a b c 桂本神社(岐阜県神社庁)
  2. ^ a b 桂本神社コトバンク
  3. ^ a b c 木村 1997, p. 177.
  4. ^ 桂本神社神像”. 岐阜県 (2015年10月14日). 2024年1月21日閲覧。

参考文献 編集

外部リンク 編集