渋海川
日本の河川
渋海川(しぶみがわ)は、新潟県十日町市および長岡市を流れる一級河川。信濃川水系の支流[1][2]。
渋海川 | |
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![]() 十日町市犬伏付近 | |
水系 | 一級水系 信濃川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 71[1] km |
平均の流量 | -- m³/s |
流域面積 | 328[1] km² |
水源 | 三方岳(新潟県・長野県) |
水源の標高 | 1130 m |
河口・合流先 | 信濃川(新潟県長岡市) |
流域 | 新潟県中越地方 |
地理編集
新潟県十日町市浦田の長野県との境界に位置する三方岳に源を発し、東頚城丘陵を穿ちながら北流、十日町市松代地区を過ぎるあたりから激しく蛇行を繰り返し、長岡市下山にて信濃川と合流する。
上中流域に見られる激しい蛇行は、元は平野の中を蛇行していたものが周囲の隆起により山間部を穿つようになったと考えられており(穿入蛇行)、谷底での沖積面(谷底平野)の発達は悪い。流域は地すべり地帯であり、また豪雪地域でもあるため融雪による崩壊も多く、崩落によって形成された山腹の緩斜面に集落や棚田が散在する。長岡市南西部の小国地区では幅2kmほどの盆地(小国盆地)が形成され、まとまった水田地帯となっている。旧越路町の塚山地区で再び山間部を流れた後、飯塚地区から沖積面が広がり始め、信濃川沿いの氾濫原に出て下山付近で信濃川に合流する。
流域の自治体編集
歴史編集
支流編集
- 越道川(こいど、こえど) - 十日町市松之山天水越の天水山や、十日町市松之山天水島の留山ダムを源流とし、十日町市(旧松代町)犬伏で渋海川に合流する。
並行する交通編集
鉄道編集
道路編集
- 国道405号(十日町市田麦立(たむぎだて)~十日町市浦田月池)
- 新潟県道243号月池松代線(十日町市浦田月池~十日町市室野)
- 国道403号(十日町市室野~十日町市池尻)
- 国道253号(国道403号)(十日町市池尻~十日町市犬伏)
- 国道403号(十日町市犬伏~長岡市小国町相野原) - 道の駅瀬替えの郷せんだ
- 国道404号(長岡市小国町相野原~長岡市下山)
脚注編集
出典編集
- ^ a b c 渋海川圏域河川整備計画 p.1 - 新潟県土木部河川管理課.2019年4月15日閲覧。
- ^ “1. 流域と河川の概要 (pdf)”. 河川生態ナレッジデータベース(国土交通省国土技術政策総合研究所). 2018年4月5日閲覧。