中越地方のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
面積 4,883.44 km2
国勢調査 756,519
(2015年10月1日)
推計人口 735,497
(全県比:32.7%)
(2018年4月1日)
人口密度 150.6 人/km2
(2018年4月1日)

中越地方(ちゅうえつちほう)は、新潟県の中部を指す。

新潟県は地理的に大きく四つの地域に分けられるが、その一つである。他の三つは下越地方上越地方佐渡地方

かつての越後国(新潟県本州部分)のうち、に近い地方は上越後(かみえちご)、遠い方は下越後(しもえちご)と呼ばれていた。後にその中間の地域が中越後(なかえちご)と呼ばれるようになり、中越後を略した「中越」が新潟県中央部の地域名として用いられるようになった。

目次

概要編集

おおむね北を大河津分水に、南を三国山脈に、東を越後山脈に、西を米山に挟まれた、主に信濃川流域の沿岸地域である。

元々は新潟県ではなく、柏崎県という別の県であった。しかし、1873年6月10日に柏崎県(中越地方)と新潟県(下越地方)が合併されて以後は、現在まで新潟県に属している。代表的な市町村として、沿岸の旧陣屋町柏崎市(旧柏崎県庁所在地)、内陸で信濃川流域の旧城下町長岡市、山間の小都市や町村として十日町市湯沢町などを擁している。

長岡市は、2011年日本映画聯合艦隊司令長官 山本五十六」で話題となり、2012年には第36回カナダモントリオール世界映画祭に特別招待された作品の主人公である旧日本海軍山本五十六元帥の故郷として知られている。食文化では日本米として最も成功した品種として有名なコシヒカリの原産地であり、日本屈指の米所として有名な地方である。

コシヒカリの産地として有名である。南部は古来より越後国魚沼郡に属しており、今日でも魚沼地方(うおぬまちほう)と呼ばれている。「米どころ・新潟」と呼ばれるほどに米の大産地である新潟県であるが、そのうち信濃川、魚野川流域など中越地方、特に魚沼コシヒカリは、当地の水や気候がコシヒカリの栽培に最も適していると言われ、日本穀物検定協会による米の食味ランキング[1]でも上位にランクインしている。

政治面では、西山町出身で長岡市を本拠地とした田中角栄(1972年~1974年に自由民主党総裁・内閣総理大臣)の地盤として有名な地域である。

マスコミなどメディアが新潟県を話題にする際に、田中角栄、魚沼産コシヒカリ、3mを越える積雪を記録する豪雪地帯など、新潟市(県庁所在地)や笹川流れを擁する下越地方よりも、中越地方がイメージとして紹介されることの方が多い。なお、下越地方では、岩船産コシヒカリが著名である。

地理編集

市町村編集

気象庁の気象予報区分「中越地方」、あるいは新潟県による「中越地域」[2]は、以下の市町村を含む。


地形編集

気象編集

川端康成の『雪国』で描かれているように豪雪地帯であり、特に山間部の雪の多さは日本有数である。

歴史編集

信濃川流域に位置し、戦国時代には春日山を本拠地とする関東管領上杉氏の地盤であった(栃尾城など)。江戸時代には小千谷ちぢみ等で江戸との衣類貿易で栄え、佐渡金山へのルートとして高崎宿(現在の群馬県高崎市)と寺泊を結ぶ三国街道などの道が整備された。その一方で、幕末には長岡藩などが奥羽越列藩同盟に加わりもした。また明治維新以降、自由港である新潟港の重要性の高まりと共に関東地方・東京との関係の重要性が一層増し、昭和初期には上越線、戦後の高度経済成長以降上越新幹線関越自動車道といった交通網の整備が進んだ。このように、地理的・歴史的には、関東東北北陸の折衷地域という様相を呈している。

廃藩置県では、中越地方はほとんどが柏崎県の管轄となった。しかし、1873年には新潟県に編入され、現在に至る。

都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷編集

金本良嗣・徳岡一幸によって提案された都市圏。細かい定義等は都市雇用圏に則する。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

三条都市圏編集

その他の都市圏編集

長岡都市圏
—  都市雇用圏  —
 
 
長岡都市圏
座標: 北緯37度27分 東経138度51分 / 北緯37.450度 東経138.850度 / 37.450; 138.850
都道府県  新潟県
中心都市  長岡市
面積(2011)[3]
 - 計 1,168.37km2 (451.1mi2)
人口 (2010)[4]
 - 計 368,043人
域内総生産 (2010)[3]
 - 名目 1兆3755億円
  • 10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 自治体
(現在)
寺泊町 - 燕 都市圏 燕 都市圏 燕 都市圏 - 長岡 都市圏
368043人
長岡市
和島村 - - - - 長岡 都市圏
359445人
栃尾市 - 長岡 都市圏
309091人
長岡 都市圏
361503人
長岡 都市圏
365654人
長岡市 長岡 都市圏
274394人
中之島村
越路町
三島町
山古志村
小国町
与板町
見附市 見附市
小千谷市 小千谷 都市圏
51702人
小千谷 都市圏
49780人
小千谷市
川口町 長岡市
出雲崎町 - 柏崎 都市圏
111208人
柏崎 都市圏
113339人
柏崎 都市圏
108671人
柏崎 都市圏
104792人
出雲崎町
柏崎市 柏崎 都市圏
101238人
柏崎 都市圏
96251人
柏崎市
西山町
高柳町
刈羽村 刈羽村
十日町市 十日町 都市圏
66495人
十日町 都市圏
61953人
十日町 都市圏
59854人
十日町 都市圏
57604人
十日町 都市圏
73777人
十日町 都市圏
69792人
十日町市
川西町
中里村
松代町 - - - -
松之山町 - - - -
津南町 - - - - 津南町
堀之内町 - - - - - - 魚沼市
小出町 - - - -
湯之谷村 - - - -
広神村 - - - -
守門村 - - - -
入広瀬村 - - - -
六日町 - - - - - - 南魚沼市
大和町 - - - -
塩沢町 - - - -
湯沢町 - - - - - - 湯沢町

交通編集

鉄道編集

信越本線と弥彦線と越後線は新潟近郊区間に指定されている。


廃線編集


道路編集

高速道路編集

一般国道編集


道の駅編集

登録番号順


高速バス・急行バス編集

県外線編集

県内線編集

水上交通編集

脚注編集

関連項目編集