渡島鶴岡駅

かつて北海道上磯郡木古内町にあった北海道旅客鉄道の駅

渡島鶴岡駅(おしまつるおかえき)は、かつて北海道上磯郡木古内町鶴岡にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線廃駅)。事務管理コードは▲141418[2]

渡島鶴岡駅
駅舎(2008年9月)
おしまつるおか
Oshima-tsuruoka
木古内 (2.3 km)
(3.1 km) 吉堀
所在地 北海道上磯郡木古内町鶴岡鉄道用地[1]
北緯41度40分15.44秒 東経140度24分41.52秒 / 北緯41.6709556度 東経140.4115333度 / 41.6709556; 140.4115333
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 江差線
キロ程 40.1 km(五稜郭起点)
函館から43.5 km
電報略号 ツル
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
6人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1964年昭和39年)12月30日[1]
廃止年月日 2014年平成26年)5月12日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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歴史

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1976年の渡島鶴岡駅と周囲約500m範囲。左が江差方面。簡易型の単式ホーム1面1線。木古内側の踏切傍に待合室が見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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地名より。当地は1889年(明治19年)に現在の山形県鶴岡市から旧庄内藩士らが集団入植しており、「鶴岡」と命名された[8][9]

駅名は、既存の羽越本線鶴岡駅との区別の為、旧国名渡島を冠した[8]

駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅

開業当初から木古内駅管理の無人駅[1]。駅舎はなく、待合所のみがホーム脇に設置されていた。

利用状況

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乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2011 8
2012 7
2013 6

駅周辺

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  • 北海道道5号江差木古内線
  • 中野館跡 - 道南十二館の一つ。
  • 禅燈寺 - 境内を江差線が通っており、山門と本堂との間に禅燈寺踏切が設置されていた[1]
  • 鶴岡農村公園 - 公園の水路が旧駅構内に隣接している。園内に山形荘内藩士上陸之地碑や開拓遺功碑がある[1]
  • 木古内町立鶴岡小学校 - 2011年3月に閉校[1]、2015年より校舎を木古内町郷土資料館「いかりん館」に転用。
  • 屏風山

函館バスの江差線廃止代替路線「江差木古内線」の停留所「鶴岡禅燈寺前」停留所が駅跡最寄りの北海道道5号江差木古内線上に設置されている[10][11]

駅跡(道南トロッコ鉄道)

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廃駅後、駅を中心とした江差線の線路跡を活用し、任意団体「北海道夢れいる倶楽部」によって保線軌道自転車の運転体験施設「道南トロッコ鉄道」が運営されている[11][12]

旧駅舎は「鶴岡公園駅」と称しており、乗車券売り場として利用されている[11][12]

トロッコ鉄道は、例年、ゴールデンウィークから11月初旬までの期間中運営されている[11]。 主となるコースは当駅から江差方面への1,000 mほどの区間で、「北鶴岡線」と称している。この区間を行きは動力付きトロッコのアシストで終点の「キーコの郷駅」まで走行し、折返しの区間は軌道自転車のペダルを漕いで走行する[11]。この他、一部期間は当駅の道路を挟んだ反対側の「平成鶴岡駅」から木古内方面へ約500 mの「新在分岐前駅」までの区間の「中鶴岡線」での走行も行うことがある[11]。さらにその南の新幹線高架前までの区間についても「南鶴岡線」と称しているが、運行休止中となっている[11]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
江差線
木古内駅 - 渡島鶴岡駅 - 吉堀駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 現在、道内最南端の駅は隣の木古内駅である。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年、160頁。ISBN 978-4-89453-743-9 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、828頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第600号」『官報』1964年12月21日。
  5. ^ 「通報 ●江差線渡島鶴岡及び宮越駅の各駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1964年12月21日、2面。
  6. ^ 駅の営業終了について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2013年9月13日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130913-1.pdf2014年6月18日閲覧 
  7. ^ 江差線(木古内・江差間)の鉄道事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2013年4月26日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/130426-1.pdf2013年4月26日閲覧 
  8. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、17頁。ASIN B000J9RBUY 
  9. ^ 本多 貢 著、児玉 芳明 編『北海道地名漢字解』北海道新聞社、札幌市、1995年1月25日、111頁。ISBN 4893637606OCLC 40491505 
  10. ^ 広報きこない 2014年4月号』木古内町、2014年4月、10頁。オリジナルの2017年1月12日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10376544/www.town.kikonai.hokkaido.jp/files/koho/pdf/471_17583441.pdf2023年1月9日閲覧 
  11. ^ a b c d e f g 道南トロッコ鉄道ホームページ”. 道南トロッコ鉄道. 2023年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月9日閲覧。
  12. ^ a b 道南トロッコ鉄道”. 木古内町観光情報. 木古内町. 2023年1月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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