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瀬戸内国際芸術祭(せとうちこくさいげいじゅつさい、英題:Setouchi Triennale)とは、瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭を指す言葉であり、別名「瀬戸芸(せとげい)」とも言われ、対象地区となる岡山・香川の両県に跨る、一大イベントである。トリエンナーレ形式で、第1回は2010年、第2回は2013年[1]、第3回は2016年に開催された。また今年2019年は、第4回目の開催年でもある。

瀬戸内国際芸術祭
Setouchi Triennale
イベントの種類 美術展覧会
会場 高松港周辺、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、粟島、伊吹島、宇野港周辺
主催 瀬戸内国際芸術祭実行委員会
プロデューサー 福武總一郎
最寄駅 JR四国 高松駅
公式サイト

目次

概要編集

芸術祭の舞台となる瀬戸内海ははるか昔より交通の動脈として、多くの新しい文化を伝播する役割を担ってきた。瀬戸内の島々には伝統的な文化や美しい自然景観が残っている。しかし、今、島々は高齢化、過疎化により活力を失いつつある。 瀬戸内国際芸術祭の開催で、島の住人と世界中からの来訪者の交流により島々の活力を取り戻し、島の伝統文化や美しい自然を生かした現代美術を通して瀬戸内海の魅力を世界に向けて発信し、地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指している。

芸術祭は、瀬戸内の島々を中心とした各地に展示される美術作品、アーティストや劇団・楽団などによるイベント、地元伝統芸能・祭事と連携したイベントなどで構成される。

回を重ねるに連れて、「日本一のため池国・香川」や、「晴れの国・おかやま」等を両県が自負する様に、降水量が年間を通じて少なく、また安定した温暖な気候にも恵まれている為に、訪れる観光客は近年の訪日観光客ブームとも相まって増加傾向にある。 特に四回目となる今回は、史上初の大型10連休初日と芸術祭の開催初日が重なり、また全国的にも珍しい岡山県と香川県のテレビジョン放送の相互乗り入れ(岡山・香川両県の民放相互乗り入れ放送)により、地上波民放キー局の五局フルネットと言う恵まれた環境を生かし、両県のNHK地元局も巻き込み大々的に特集番組等を組み、更に地元官民を上げて、来場者の動員確保に取り組んでいる。 尚、各局の特集については、各ネット番組表等を参照のこと。

第1回編集

  • 副題 - アートと海を巡る百日間の冒険
  • 主催 - 瀬戸内国際芸術祭実行委員会
  • 開催期間 - 2010年7月19日 - 10月31日(105日間)
  • 会場 - 高松港周辺、直島豊島女木島男木島小豆島大島犬島
  • 参加者 - 18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加している。他に芸術祭をサポートするボランティア団体として「こえび隊」が活動している。
  • 来場者 - 延べ約94万人(内訳を以下に示す)
場所 箇所 人数
直島 4箇所 291728
豊島 7箇所 175393
女木島 2箇所 99759
男木島 2箇所 96503
小豆島 4箇所 113274
大島 1箇所 4812
犬島 2箇所 84458
高松 2箇所 72319
  • その他
  • 火災による作品焼失 - 2010年9月26日、男木島内の一般民家で火災が発生。周辺にあった芸術祭の作品展示会場にも燃え移り、大岩オスカールの「大岩島」が焼失、井村隆の「カラクリン」も一部が損傷した[3]。これを受けて、主催する「瀬戸内国際芸術祭実行委員会」は9月27日、男木島で展示されている全作品の公開を終日中止。同日、高木香川県副知事と北川フラム総合ディレクターが被害現場を視察。その結果、住民から作品公開再開の要望があったことも踏まえ、被害を受けた作品を除く残りの全作品について28日より公開を再開することを決定した[4]

第2回編集

第3回編集

  • 大島の来場者輸送問題 - 大島は第1回・第2回とも国立療養所大島青松園への物資や職員輸送のための官有船( 国が所有する自家用船 )を来場者輸送に使用していたが、四国運輸局より法令違反との指導を受けたため第3回においては官有船の使用ができなくなった[5]。やむなく民間船を借りて不定期航路の許可を受け来場者を輸送した。このため定員は12名に制限され、予約制とされた。その後官有船が定期航路としての認可を受けたため2019年4月からの第4回以降は本問題は解消される見込み[6]

第4回編集

瀬戸内国際芸術祭2019[7]

開催期間編集

開催場所編集

※犬島・宇野港は岡山県、その他は香川県

諸問題編集

  • 奇抜な白黒模様「アート便所」 総務省も「識別しづらい」 小豆島の芸術祭。[8]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集