牢獄の花嫁』(ろうごくのはなよめ)は、は吉川英治の小説。またその映画化・ドラマ化作品。

概要

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雑誌「キング」に1931年1月から12月まで連載。

あらすじ

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書誌情報

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映画

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1931年版

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牢獄の花嫁 前篇』『牢獄の花嫁 解決篇』1931年12月公開。製作:阪東妻三郎プロダクション新興キネマモノクロ、スタンダード。

スタッフ

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キャスト

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1939年版

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牢獄の花嫁 前篇』1939年8月9日公開。『牢獄の花嫁 解決篇』1939年9月28日公開。製作:日活京都撮影所)。配給:日活。モノクロ、スタンダード。1931年版と同じく板東妻三郎が主演を務める。

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1955年版

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牢獄の花嫁』(ろうごくのはなよめ)は、1955年8月29日に公開された日本映画。製作は東映京都撮影所。配給は東映。モノクロ、スタンダード。上映時間は94分。

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エピソード

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1977年に市川崑監督が山口百恵三浦友和三船敏郎出演でリメイクを予定していたが、企画中止となった。

テレビドラマ

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1968年版

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TBSテレビで製作され、1968年9月25日、20:00-20:56に放送された。

あらすじ

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 長崎留学から江戸へ帰る途中で、罠にかけられ殺人の濡れ衣で捕らえられた郁次郎。父である隠居した元南町与力・塙江漢は、奉行に直訴して郁次郎の処刑を三日間延期させ、その間に郁次郎の無実を晴らすべく動き出す。一方、郁次郎の許嫁・花世は自らの出生に絡む陰謀に知らずに巻き込まれていた…

スタッフ

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キャスト

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1981年版

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時代劇スペシャル』(フジテレビ)の1篇として製作された。丹波哲郎丹波義隆が親子役を演じている。

あらすじ

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 元江戸町奉行所与力で隠居した塙江漢は、長崎に留学中の息子・郁次郎の帰りを息子の許嫁・花世と共に待ちわびていた。 そんな時、女の薬指が切られ殺される事件が発生。長崎から江戸に帰る途中の郁次郎は疑いをかけられ逃亡し、花世にかくまわれる。奉行所の与力・東儀三郎兵衛と配下の二人は、大阪町奉行所与力・羅門塔十郎の協力を得て郁次郎を追い詰める。郁次郎は発見され、再び逃亡するが遂に捕らえられる。江漢は、息子の無実を信じ、老中から五十日の死刑執行猶予を貰い、花世と共に行動を開始する。

スタッフ

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キャスト

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脚注

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注釈

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  1. ^ クレジットのまま。正しくは「主計頭」

出典

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外部リンク

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