中里ダム(なかざとダム)は、三重県いなべ市にある水資源機構三重用水ダム。別称:中里貯水池(なかざとちょすいち)、愛称:鈴養湖(れいようこ)。

中里ダム
中里ダム
左岸所在地 三重県いなべ市藤原町鼎
位置
中里ダムの位置(日本内)
中里ダム
北緯35度13分14秒 東経136度28分55秒 / 北緯35.22056度 東経136.48194度 / 35.22056; 136.48194
河川 員弁川水系砂子谷川
ダム湖 鈴養湖
ダム諸元
ダム型式 アースダム
堤高 46.0 m
堤頂長 985.0 m
堤体積 2,970,000 m3
流域面積 4.0 km2
湛水面積 130.0 ha
総貯水容量 16,400,000 m3
有効貯水容量 16,000,000 m3
利用目的 かんがい上水道工業用水
事業主体 水資源機構
施工業者 大成建設
着手年 / 竣工年 1964年1976年
出典 [1] 『ダム便覧』中里ダム
テンプレートを表示
西側の鈴鹿山脈から見下ろす中里ダム

概要

編集

堤体積は 2,970,000m3アースダムの中では国内第1位。自己流域のほか、牧田川員弁川、河内谷川、冷川から取水した水を導水し貯留して、受益地域に水が足りない時に補給している。三重用水の水瓶である。東側と北側に岐阜県道・三重県道107号時下野尻線が通り、すぐ北側が三重県と岐阜県との県境であり、岐阜県側には打上調整池(水嶺湖)がある。両者の湖の間は員弁川と牧田川の分水界となっている。南側にゴルフ場のリオフジワラカントリークラブが隣接している。

沿革

編集
  • 1971年昭和46年)3月 - 農林省から事業継承し、三重用水建設所発足。
  • 1972年(昭和47年)3月 - 中里ダム着工。
  • 1977年(昭和52年)3月 - 中里ダム完成。
  • 1984年(昭和59年)4月 - 暫定通水開始。

脚注

編集
  1. ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1974年度撮影)

関連項目

編集

外部リンク

編集