1972年のラジオ (日本)では、1972年の日本のラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。

主な番組関連の出来事 編集

主なその他ラジオ関連の出来事 編集

  • 5月15日の沖縄返還に伴い、各種変更がおこなわれた。
    • 沖縄放送協会からNHK沖縄放送局になる[1]
    • NHK沖縄放送局で、6月25日にラジオ第1放送が再開、同日ラジオ第2放送が開始。
      • ラジオ第1放送及び総合テレビが、1945年3月23日のラジオ放送休止前に使用していた呼出符号「JOAP」を使用する事に伴い、NHK前橋放送局がJOAPからJOTPに変更、NHK京都放送局のFM放送がJOTPからJOOK(ラジオ第1及び総合テレビでは既に使用)に変更
    • 呼出符号の変更。琉球放送の日本語放送がKSAR→JORR、英語放送がKSBK→JORO、極東放送の日本語放送がKSDX→JOTF、英語放送がKSAB→JOFF、中国語放送は廃止、ラジオ沖縄がKSDT→JOXR。
    • 琉球放送JRNに、ラジオ沖縄NRNにそれぞれ正式加盟。
    • 極東放送でFEBCにより行われていた宗教放送のうち中国語放送(上述)、日本語放送が廃止され、日本語放送の受け皿として12月15日に日本法人である財団法人極東放送が設立。
  • 7月1日 - この日に行われた日本国内における改正計量法の施行をもって、周波数の単位が「キロサイクル」 (kc) ・「メガサイクル」 (Mc) から「キロヘルツ」 (kHz) ・「メガヘルツ」 (MHz) にそれぞれ変更された。
  • 12月13日 - NHKラジオ第2放送、夜間の外国電波による混信被害軽減と難聴対策を図る為、前年の秋田の同放送に続き、この日から熊本の同放送でも、今迄の10KWから500KWに増力。更にこれに伴い、同放送の周波数を今までの1560kHzから870kHzに変更して、運用を開始した[注 1]。これを受け、福岡の同放送は、今迄の周波数:870KHz・出力:100KWから、この日から周波数:980KHz・出力:50KWに変更して運用を開始した[2][3]

節目 編集

番組周年・記念回 編集

開局周年 編集

特別番組 編集

5月放送 編集

開始番組 編集

1972年4月放送開始 編集

NHKラジオ第1

東京放送

ニッポン放送

中部日本放送

毎日放送

1972年5月放送開始 編集

中国放送

1972年6月放送開始 編集

毎日放送

1972年7月放送開始 編集

STVラジオ

  • 2日 - 北電コンサートホール

1972年10月放送開始 編集

NHK-FM

STVラジオ

秋田放送

東京放送

文化放送

ニッポン放送

ラジオ関東

中部日本放送

近畿放送

毎日放送

大阪放送

RKB毎日放送

エフエム東京

1972年11月放送開始 編集

青森放送

毎日放送

1972年12月放送開始 編集

東京放送

開始日不明 編集

ニッポン放送

民放AM各局

終了番組 編集

1972年6月放送終了 編集

ニッポン放送

1972年9月放送終了 編集

朝日放送
MBSラジオ

1972年10月放送終了 編集

CBCラジオ

参考文献 編集

注釈 編集

  1. ^ この増力放送の為、同放送は新たに大津町に送信所を建設・移転し、運用を開始した。

脚注 編集

  1. ^ 「NHKジャーナル/沖縄局が業務再開/「くらしに生かす…」全国集会」『放送教育』第27巻第4号、日本放送教育協会、1972年7月1日、88頁、NDLJP:2341335/45 
  2. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'73』日本放送出版協会、1973年、234,326頁。 
  3. ^ 「NHKジャーナル/7時のニュースの視聴率上昇」『放送教育』第27巻第11号、日本放送教育協会、1973年2月1日、70 - 71頁、NDLJP:2341342/36 
  4. ^ 『女子ラジオ Vol.1』辰巳出版、2022年8月15日、145頁。