玉村豊男
玉村 豊男(たまむら とよお、1945年10月8日 - )は、日本のエッセイスト、画家。父は日本画家の玉村方久斗。
たまむら とよお 玉村 豊男 | |
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生誕 |
1945年10月8日(75歳) 東京都杉並区 |
国籍 |
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職業 |
日本ワイン農業研究所株式会社代表取締役 株式会社ヴィラデストワイナリー代表取締役会長 |
著名な実績 |
「信州ワインバレー構想推進協議会」会長[1][2][3] 長野県「おいしい信州ふーど(風土)」大使[4][5][6] |
東京都杉並区生まれ[7]。東京都立西高等学校、東京大学文学部仏文学科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に2年留学。通訳、翻訳業を経て、1977年、32歳のときにかつての留学体験を基にした「パリ 旅の雑学ノート」(ダイヤモンド社)の出版を皮切りに文筆業に転身[8]。なお、「パリ留学はワインを飲む習慣を身に付けたり、後の人生に大きな影響を与える転機となったが、当時そんなことは思いもよらなかった」と語っている[9]。
1983年より8年間、軽井沢町で生活。41歳で大病を患ったこともきっかけとなり妻とともに1991年より長野県東御市在住[8][9][10]。
株式会社ヴィラデストワイナリー会長。日本ワイン農業研究所(株)代表取締役社長[7]。「『安心、安全、正直』な信州の温泉表示認定委員会」委員[11] などを務めている。
経歴編集
- 1945年 10月8日 - 玉村方久斗の末子(八男)として誕生[12][9]
- 1983年 - 軽井沢町に転居。
- 1991年 - 長野県小県郡東部町(現東御市)に転居。
- 2003年10月 - 東部町の農園内にヴィラデストガーデンファーム アンド ワイナリーワイナリー開設。
- 2005年 - フランス農事功労章受章。
- 2007年4月15日 - 神奈川県箱根町に「玉村豊男ライフアートミュージアム」を開館。
- 2014年 - 5月12日、6次産業化ファンド「信州アグリイノベーションファンド」より、日本ワイン農業研究所株式会社(事業母体:株式会社ヴィラデストワイナリー)に第1号案件として投資決定[13][14][15]。
著書編集
- パリ旅の雑学ノート
- ロンドン旅の雑学ノート
- 料理の四面体
- 文明人の生活作法
- 食の地平線
- オリエントエクスプレス物語
- TOKIO不思議ガイド
- 玉村豊男のとっておき料理ばなし
- 恋される亭主になるための十二章
- 玉村豊男の食客旅行
- 日本ふーど記
- 旅する人
- 食いしんぼグラフィティー
- 森羅万食たべものがたり
- 新型田舎生活者の発想
- 軽井沢うまいもの暮らし
- 人生おこがま指南
- 玉石混食
- 我が名はジュリー
- ぼくの旅のかたち
- 玉村豊男のスポーツ百面相
- 男と女のレストラン
- 軽井沢発玉虫色庭球倶楽部
- 日常の極楽−オバサンの未来を考える
- 雑文王 玉村飯店
- グルメの食法
- 東京へめぐり
- 名医に聞いたからだにイイ話
- 遊職人種宣言
- パリ物語
- 晴耕雨読ときどきワイン
- 有悠無憂(ゆとりあればうれいなし)
- 快食 玉村大飯店
- 私のワイン畑
- 田園の快楽
- 種まく人
- エッセイスト
- 健全なる美食
- 農園からの手紙
- ヴェラディスト三年連用日記
- とっておきパリ左岸ガイド
- パンとワインとおしゃべりと
- 田園の快楽 それから
- paris-私の移動祝祭日
- 玉村豊男モバイル生活
- ワインの時間
- 草刈る人
- 食と農のブランド力とまちづくり
- 回転スシ世界一周
- 人生を豊かにするモノ
- ヴィラデスト菜時記
- ヴィラデストの厨房から
- 花摘む人
- ワインの国から
- ヴィラデスト・カフェブック
- 世界の野菜を旅する
- 食卓は学校である
- 田舎暮らしができる人、できない人(2007年 集英社)
- 里山ビジネス
- 今日よりよい明日はない
- オジサンにも言わせろNPO
- 邱永漢の「予見力」
- 玉村豊男 パリ 1968-2010
- 世界の野菜を旅する
- 食卓は学校である
- 隠居志願
- 千曲川ワインバレー
- 旅の流儀
- ワインバレーを見渡して
- 病気自慢
- 村の酒屋を復活させる
画集編集
- 玉村豊男作品集1
- 玉村豊男作品集2
- パリ風景画集
- 「北京」-北京風景集
- FLOWERS(植物画集)
- HARVEST(収穫画集)
- PRELUDE(初期作品集)
- TRAVELS(旅の画文集)
メディア出演編集
- ハウス食品CM「カレーはハウス」(1987年)
- ブロードキャスター(TBS系)
- クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!(日本テレビ) - 準レギュラー解答者
- クイズ日本の顔(NHK総合)
- 関口宏のザベストセレクション (BS-TBS) ロンドン・パリの回転寿司(2010年10月09日放送)
- 能登のFOOD風土 玉村豊男の里山里海旅(2014年9月27日、BS-TBS) - ナビゲーター[19]
- 関口宏の人生の詩II(BS-TBS) #8 エッセイスト、画家で60代を前に一大決心した 玉村豊男(2018年12月8日放送)
関連項目編集
脚注編集
- ^ “信州ワインバレー構想推進協議会が設立”. NAGANO WINE. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “信州ワインバレー構想”. 長野県. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “「信州ワインバレー構想」の概要”. 長野県. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “▶おいしい信州ふーど(風土)”. 長野県. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “「おいしい信州ふーど(風土)大使」を任命し全国へ発信”. 全国知事会. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “「おいしい信州ふーど(風土)」プロジェクト推進事業”. 長野県. 2015年4月19日閲覧。
- ^ a b “玉村豊男について | ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー” (日本語) (2019年1月25日). 2020年12月7日閲覧。
- ^ a b “玉村豊男ライフアートミュージアム|芦ノ湖テラス”. www.ashinoko-terrace.jp. 2020年12月7日閲覧。
- ^ a b c “定年時代/東京版/平成30年9月上旬号”. www.teinenjidai.com. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “50代からの暮らしづくり | September 2018 | Highlighting Japan”. www.gov-online.go.jp. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “「安心、安全、正直」な信州の温泉表示認定制度”. yassy.system-a.org. 2020年12月7日閲覧。
- ^ 玉村豊男『玉村豊男 パリ1968-2010』東京書籍、127ページ、2010年、ISBN 978-4-487-80460-3
- ^ “6 次産業化ファンド「信州アグリイノベーションファンド」第1号案件への投資決定について”. 八十二銀行. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “八十二銀など、ワイン醸造会社に出資 6次産業ファンドで”. 日本経済新聞社. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “信州アグリイノベーションファンド出資第一号案件について”. 長野県信用農業協同組合連合会. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “エッセイスト、画家 玉村豊男さんワインが媒介するビジネスは裾野が広い。5年、10年後がおもしろいですよ”. プレジデント社. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “日本ワイン農業研究所㈱=玉村豊男社長=は「千曲川ワインアカデミー」を長野県東御市和西入区に設立! 施設「千曲川ARCワイナリー」現地で起工!”. 東信ジャーナル. 2015年4月19日閲覧。
- ^ “長野県のワイン醸造工場兼人材養成所「千曲川ARCワイナリー」を着工”. 住友林業. 2015年4月19日閲覧。
- ^ 能登のFOOD風土 玉村豊男の里山里海旅(BS-TBS)、2014年9月13日閲覧