田井ノ浜駅
徳島県海部郡美波町田井にある四国旅客鉄道の臨時駅
田井ノ浜駅(たいのはまえき)は、徳島県海部郡美波町田井にある四国旅客鉄道(JR四国)牟岐線の駅(臨時駅)。臨時駅のため、駅番号は設定されていない。
田井ノ浜駅 | |
---|---|
田井の浜海水浴場の監視塔(左)とホーム(右) (2007年7月) | |
たいのはま Tainohama | |
◄M18 由岐 (0.8 km) (1.5 km) 木岐 M19► | |
所在地 | 徳島県海部郡美波町田井 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■牟岐線 |
キロ程 | 45.7 km(徳島起点) |
電報略号 | タイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)7月3日[1] |
備考 | 臨時駅 |
概要 編集
駅の南側に田井の浜海水浴場があり、夏季の海水浴シーズンのみ営業する。しかし他の臨時駅と違い路線図に記載が無い。
2018年まで、営業期間中は午前中の特急「むろと」下り1本も臨時停車していたが、2019年3月16日改正ダイヤ以降は午前中の下り「むろと」の設定がなくなったため、普通列車のみの停車となった。2019年は7月13日から8月4日まで営業した(上記の海水浴場自体は8月25日まで営業した)[2]。なお、後述の通り、2020年から2022年まで田井ノ浜海水浴場および当駅の営業が中止となっていたが、2023年は4年ぶりに海水浴場が開設されることになり、当駅も4年ぶりに開設されることになった。7月15日から8月6日まで、1日上下各3本、のべ138本が停車した[3]。
当駅が開設される時期に、当駅両側の由岐駅及び木岐駅の駅名標がステッカー等で訂正されることはないが、牟岐線の各駅には各駅から田井ノ浜駅までの時刻表・運賃を記した宣伝掲示が貼り出される。
歴史 編集
駅構造 編集
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。駅ホームと出入口は海岸側に設置されており、隣接する田井の浜海水浴場の砂浜にはホームから直接下りて行ける。ホーム脇には(駅に隣接する)田井の浜海水浴場の監視塔(2階建て)がある。阿南駅管轄の無人駅。
駅施設に連絡する公共道路は無いが、牟岐線線路を挟んでホームの反対側を当線に沿うように徳島県道25号日和佐小野線が通っている。
利用状況 編集
2019年(令和元年)の開設時は、のべ約390人の利用客があった[3]。
駅周辺 編集
その他 編集
隣の駅 編集
脚注 編集
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、661頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “田井ノ浜に臨時駅開設。来月4日まで|徳島の話題|徳島ニュース|徳島新聞”. 徳島新聞Web. 2019年7月14日閲覧。
- ^ a b 福家司 (2023年6月8日). “田井ノ浜駅を4年ぶりに開設 JR四国、海水浴シーズンに”. 朝日新聞デジタル. 2023年6月8日閲覧。
- ^ 日本テレビ放送網株式会社. “田井ノ浜海水浴場も今夏の開設中止|NNNニュース”. 日テレNEWS24. 2020年5月30日閲覧。
- ^ “田井ノ浜海水浴場 ※中止 - 徳島県観光情報サイト阿波ナビ”. www.awanavi.jp. 2021年6月2日閲覧。
- ^ “美波町の田井ノ浜海水浴場、今夏開設中止 コロナで2年連続”. 47NEWS. 2021年6月2日閲覧。
- ^ “田井ノ浜海水浴場3年連続開設中止 美波町、コロナ懸念|社会|徳島ニュース|徳島新聞電子版”. 徳島新聞電子版. 2022年5月13日閲覧。