田柄

東京都練馬区の町名
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田柄(たがら)は、東京都練馬区町名住居表示実施済み区域。現行行政地名は田柄一丁目から五丁目。郵便番号は179-0073[3]

田柄
田柄の位置(東京都区部内)
田柄
田柄
田柄の位置
北緯35度45分41.73秒 東経139度38分49.29秒 / 北緯35.7615917度 東経139.6470250度 / 35.7615917; 139.6470250
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 練馬区
面積
 • 合計 1.661 km2
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[2]
 • 合計 29,189人
 • 密度 18,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
179-0073[3]
市外局番 03[4]
ナンバープレート 練馬

地理 編集

練馬区の北部に位置する。北部は光が丘板橋区赤塚新町、東部は練馬区北町、南部は春日町、西部は光が丘とそれぞれ接する。

世帯数と人口 編集

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
田柄一丁目 2,346世帯 5,057人
田柄二丁目 3,614世帯 7,041人
田柄三丁目 2,405世帯 5,816人
田柄四丁目 3,080世帯 7,223人
田柄五丁目 1,784世帯 4,052人
13,229世帯 29,189人

小・中学校の学区 編集

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

丁目 街区 小学校 中学校
田柄一丁目 1〜3番
8~19番
練馬区立田柄第二小学校 練馬区立練馬東中学校
4〜7番
29~30番
練馬区立田柄中学校
その他 練馬区立田柄小学校
田柄二丁目 全域
田柄三丁目 1〜6番
8~11番
18~26番
練馬区立田柄第二小学校
その他 練馬区立光が丘秋の陽小学校 練馬区立光が丘第三中学校
田柄四丁目 10~17番
34~49番 練馬区立光が丘第八小学校
その他 練馬区立田柄小学校 練馬区立田柄中学校
田柄五丁目 1〜3番
8〜9番
練馬区立練馬小学校 練馬区立練馬中学校
4〜7番
10~17番
練馬区立光が丘夏の雲小学校 練馬区立光が丘第三中学校
その他 練馬区立光が丘秋の陽小学校

地価 編集

住宅地の地価は、2015年平成27年)1月1日公示地価によれば、田柄2-35-20の地点で38万2000円/m2となっている。[6]

歴史 編集

旧・武蔵国豊島郡上練馬村小名上田柄。田柄という地名は古くから存在した。上練馬村と下練馬村にまたがり、区別のため上練馬側は上田柄といい現在の光が丘のあたりまで、下練馬川端も田柄といい現在の北町の自衛隊練馬駐屯地あたりまでを指す広大な範囲であった。

上田柄は東田柄・中田柄・西田柄・前田柄・北田柄・田柄谷(たがらや)・田柄久保(たがらくぼ)といった字に分かれていた。1932年昭和7年)の板橋区成立時に練馬田柄町となり[7]1949年(昭和24年)1月1日に冠を外して田柄町となった。1967年(昭和42年)10月1日に住居表示を実施して現行の田柄一丁目から五丁目となった[8]

地名の由来 編集

1639年の検地帳に見られる古い地名だが、その由来は定かでない[9]

町名の変遷 編集

板橋区成立時の町名改称は以下のとおり[7]

実施後 実施年月日 実施前(いずれも上練馬村大字上練馬の字名)
練馬田柄町一丁目 1932年10月1日 字上田柄・中田柄・西田柄・菅原・田柄久保・前神明
練馬田柄町二丁目 字愛宕原・神明ヶ谷戶・北田柄・前田柄・田柄谷・東田柄・神明久保・北神明・神明原
実施後 実施年月日 実施前
田柄町一丁目 1949年1月1日 練馬田柄町一丁目
田柄町二丁目 練馬田柄町二丁目
実施後 実施年月日 実施前(特記ない限り各町丁の一部)
田柄一丁目 1967年10月1日 田柄町二丁目
田柄二丁目
田柄三丁目 田柄町一丁目、春日町一丁目(全域)
田柄四丁目 田柄町一丁目、田柄町二丁目、旭町
田柄五丁目 田柄町一丁目

産業 編集

農業 編集

  • 販売農家数:26戸
  • 農業就業人口:62人
  • 経営耕地面積:1632a
    • 田:5a
    • 畑:1,052a
    • 樹園地:575a
  • 主要農作物作付面積
    • キャベツ:541a
    • ばれいしょ:89a
    • ダイコン:173a
    • ほうれんそう:255a

2000年(平成12年)2月1日現在、「練馬区統計書平成17年版 農業センサス」より。なお、ここに掲載したのは農業集落名が「田柄町」となっている農家である。)ほうれんそうの作付面積は区内で最も多い。経営耕地面積が1632aとなっているように区内では比較的広い農地を抱えている(32集落中第5位、区内全体の約6%)ものの、宅地化の影響で農業は縮小しつつある。

工業 編集

  • 工場数:51(2003年(平成15年)12月現在「練馬区統計書平成17年版 工業統計調査」より)
  • 従業者数:231人
    • 常用労働者:191人
    • 事業主・家族従業者:40人
  • 製造品出荷額等:170,985(万円)
  • 付加価値額:109,427(万円)

施設 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 練馬区統計書 - 町丁別土地面積、気温、降水量の推移、住民基本台帳による世帯数と人口など”. 練馬区 (2016年10月1日). 2018年1月4日閲覧。
  2. ^ a b 世帯と人口(人口統計) - 町丁目別”. 練馬区 (2017年12月5日). 2018年1月4日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月4日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月4日閲覧。
  5. ^ 区立小中学校 学区域一覧”. 練馬区 (2019年4月1日). 2020年4月20日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ a b 東京市新區町名地番表 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
  8. ^ 1967年(昭和42年)10月25日自治省告示第157号「住居表示が実施された件」
  9. ^ 現町名12<田柄 たがら> - 練馬区総務部情報公開課