石井和子
石井 和子(いしい かずこ、1945年8月15日 - )は、日本のアナウンサー、リポーター、気象予報士、防災士。本名、石井 和子(いしい かずこ)。
1968年4月にアナウンサー13期生としてTBSに入社。1971年6月にTBSを退社後はフリーアナウンサー、リポーター、ウエザーキャスターとなる。日本気象予報士会顧問、白山朗読の会を主宰し気象・朗読にも携わる他、執筆・講演活動も行う。
略歴
1968年4月、TBSにアナウンサー13期生として入社(同期には小島一慶・松永邦久・池田園子・見城美枝子・郷司淑子・菅原牧子)[1][2]。1971年6月、TBSを退社[3][4]、フリーアナウンサー、リポーター[4]、ウエザーキャスターとなる[4]。1995年2月、第2回気象予報士試験に合格し気象予報士となる。1996年4月、気象予報士会副会長。1996年、気象学会評議委員(1999年まで)。1997年、気象庁気象審議会委員(2001年まで)。1999年9月、気象審議会総合計画部会委員。2000年4月、気象業務支援センター評議委員。2002年5月、日本気象予報士会会長(2006年4月まで)、国土交通省「21世紀の土砂災害対策を考える懇親会」委員(12月まで)。2003年、交通政策審議会気象分科会臨時委員(2005年3月まで)として「21世紀における気象業務のあり方について」、「台風・豪雨等に関する気象方法の充実」について取り組む。2007年5月、日本気象予報士会顧問。2008年2月、「源氏物語に於けるしぐれに関する気象学的考察」の論文題目においてお茶の水女子大学より学術博士学位を授受。2008年3月、『平安の気象予報士紫式部―『源氏物語』に隠された天気の科学』で第25回日本文芸大賞研究優秀賞を受賞。2009年4月、桜美林大学講師を務める。
出演番組
ラジオ
- みんなの民謡(1969年、TBSラジオ)[3][4]
- おかずのヒント(1970年、TBSラジオ)[3][4]
- シャープス&フラッツタイム(1970年、TBSラジオ)[3][4]
- 土曜ワイドラジオTOKYO (1978年4月8日 - 1985年3月30日、TBSラジオ)
- 大沢悠里のゆうゆうワイド (1988年4月4日 - 9月26日、TBSラジオ)
テレビ
出演映画
- 男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年)テレビ番組の司会 役 - 森本毅郎と共に務める。
- アイス・エイジ2(2006年)
ビブリオグラフィ
著書
- 平安の気象予報士紫式部―『源氏物語』に隠された天気の科学 (2002年11月20日、講談社プラスアルファ新書)ISBN 406272166X - 第25回日本文芸大賞研究優秀賞受賞。
雑誌連載
関連書籍
脚注
- ^ 東京放送 編「III. 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、238頁。「1968.4<13期生>7人入社(男2・女5) 小島一慶 松永邦久 池田園子 石井和子 見城美枝子 郷司淑子 菅原牧子」
- ^ 東京放送 編「TBSのアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、23頁。「68.4 <13期生>7人入社(男2・女5) 小島 一慶 松永 邦久 池田 園子 石井 和子 見城美枝子 郷司 淑子 菅原 牧子」
- ^ a b c d 東京放送 編「III. 放送関係 7.アナウンサーの活動記録」『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、238頁。「石井和子[1971.6退社] R「みんなの民謡」「おかずのヒント」「シャープス&フラッツタイム(1970)」」
- ^ a b c d e f 東京放送 編「TBSのアナウンサーの動き」『TBS50年史 付属資料・ハイブリッド検索編』(DVD-ROM & PDF)東京放送、2002年1月、23頁。「石井 和子…[71.6 退社] R「みんなの民謡(69)」「おかずのヒント(70)」「シャープ&フラッツタイム(70)」 ☆退社後、リポーター、ウエザーキャスターとなる。」
参考文献
- 東京放送 編『TBS50年史』東京放送、2002年1月。
外部リンク
- 石井和子のホームページ「明日天気になあれ!」 - 公式サイト。