石川城太
日本の経済学者
石川 城太(いしかわ じょうた、1960年 - )は、日本の経済学者[1]。専門は国際経済学、特に国際貿易論。学位は、経済学博士(ウェスタン・オンタリオ大学)[2]。学習院大学国際社会科学部教授。一橋大学名誉教授。元日本国際経済学会会長。
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1960年(63 - 64歳) 日本 千葉県市川市 |
出身校 |
一橋大学 学士 (1983年) 一橋大学 修士 (1985年) ウェスタンオンタリオ大学 Ph.D. (1990年) |
学問 | |
研究分野 | 国際経済学 |
研究機関 |
一橋大学 学習院大学 |
指導教員 |
池間誠 ジェームズ・マークセン |
称号 | 学習院大学教授 |
主な受賞歴 |
T. Meritt Brown Thesis Prize 小島清賞研究奨励賞 |
経歴
編集1960年に千葉県に生まれる。茨城県立水戸第一高等学校卒業[3]。1983年に一橋大学経済学部を卒業(池間誠ゼミ)[1][4]。 1985年に一橋大学大学院経済学研究科修士課程を修了し、1990年にウェスタンオンタリオ大学経済学部博士課程を修了する[1]。その後すぐにウェスタンオンタリオ大学ポスト・ドクトラル・フェローに着任する[1]。1991年に一橋大学経済学部に専任講師として移籍し、1998年に同助教授、2001年に同教授に昇任する[1]。2013年から2015年まで一橋大学経済学部の学部長を務める[1]。2022年より学習院大学国際社会科学部教授。2023年一橋大学名誉教授。これまでの間に、コロラド大学ボルダー校、ブリティッシュコロンビア大学、ボッコーニ大学、ハワイ大学マノア校、ニュー・サウス・ウェールズ大学、ミュンヘン大学で客員研究員・客員教授として在外研究を行っている[5]。
1990年にT. Meritt Brown Thesis Prize、2006年に日本国際経済学会小島清賞研究奨励賞を受賞している[5][6]。日本経済学会常任理事、日本国際経済学会会長も務めた[5]。門下に大久保敏弘(慶應義塾大学)、杉田洋一(慶應義塾大学)など。
業績
編集共著の書籍
編集- (古澤泰治)『国際貿易理論の展開』(有斐閣、2005年)ISBN 978-4830945076
- (椋寛・菊地徹)『国際経済学をつかむ』(有斐閣、2007年)ISBN 978-4641177192
- (松尾剛彦・藤田昌久・溝端佐登史・服部崇)『文明と国際経済の地平』(東洋経済新報社、2019年)ISBN 978-4492961742
共訳
編集- (足立英之・小川英治・地主敏樹・中馬宏之)『マンキュー入門経済学 第3版』(東洋経済新報社、2014年)ISBN 978-4492314432
- (足立英之・小川英治・地主敏樹・中馬宏之・柳川隆)『マンキュー経済学 I ミクロ編 第4版』(東洋経済新報社、2019年)ISBN 978-4492315194
- (足立英之・小川英治・地主敏樹・中馬宏之・柳川隆)『マンキュー経済学II マクロ編 第4版』(東洋経済新報社、2019年)ISBN 978-4492315200