神前駅 (和歌山県)

日本の和歌山県和歌山市にある和歌山電鐵の駅

神前駅(こうざきえき)は、和歌山県和歌山市神前にある和歌山電鐵貴志川線駅番号04

神前駅
駅全景(2008年7月)
こうざき
KOZAKI
03 日前宮 (1.5 km)
(0.8 km) 竈山 05
地図
所在地 和歌山県和歌山市神前
北緯34度12分47.97秒 東経135度12分18.5秒 / 北緯34.2133250度 東経135.205139度 / 34.2133250; 135.205139座標: 北緯34度12分47.97秒 東経135度12分18.5秒 / 北緯34.2133250度 東経135.205139度 / 34.2133250; 135.205139
駅番号 04
所属事業者 和歌山電鐵
所属路線 貴志川線
キロ程 2.9 km(和歌山起点)
電報略号 コサ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
607人/日
-2020年-
開業年月日 1916年大正5年)2月15日
備考 無人駅
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和歌山市郊外にある小さな停留所である。

歴史 編集

  • 1916年大正5年)2月15日:山東軽便鉄道の大橋駅 - 山東駅(現在の伊太祈曽駅)間の開通に際し開業。
  • 1929年昭和4年)11月:社名変更により山東鉄道の駅となる。
  • 1931年(昭和6年)4月28日:社名変更により和歌山鉄道の駅となる。
  • 1957年(昭和32年)11月1日:和歌山電気軌道との合併により同社鉄道線の駅となる。
  • 1961年(昭和36年)11月1日:南海電気鉄道との合併により同社貴志川線の駅となる。
  • 2006年平成18年)4月1日:和歌山電鐵への継承により同社貴志川線の駅となる。

駅構造 編集

 
旧駅名標(2006年5月)

単式ホーム1面1線を持つ地上駅。駅舎を持たず、駅の設備としてはホームと上屋を有するのみ。ホームと外とはホームの端の階段で連絡している。

無人駅で、自動券売機自動改札機などは設置されておらず、スルッとKANSAI対応のカードも使用できない。

貴志川線の各駅は南海時代、様々な時期に駅名標が交換されたため、駅名標の様式が数種類ある[注釈 1]。この内、毛筆体の駅名標が残るのは当駅のみとなっていたが、和歌山電鐵転換後に新しいものとなっている。

利用状況 編集

2020年(令和2年)度の調査結果では、1日平均乗降人員607人である。

各年度の1日平均乗降人員は下記の通り[1][2]

年度 1日平均
乗降人員
1980年 1,040
1985年 896
1990年 929
1995年 948
2000年 1,069
2001年 1,032
2002年 776
2003年 760
2004年 741
2005年 729
2006年 742
2007年 742
2008年 740
2009年 727
2010年 725
2011年 721
2012年 715
2013年 756
2014年 755
2015年 672
2016年 638
2017年 628
2018年 604
2019年 575
2020年 607
2021年 610

駅周辺 編集

この駅は和歌山市郊外の田園地帯にあるが、まだこの駅の周辺は開けており、民家なども多い。特にこの駅の北東には和歌山市営の岡崎団地がある。

この駅の東側にある標高102.2 mの福飯ヶ峯の南側を貴志川線は迂回し、この駅から交通センター前駅まで弧を描くように進む。貴志駅方面列車なら左側、和歌山方面列車なら右側の車窓に福飯ヶ峯は見える。なおこの駅からまっすぐ西へ2 Kmほど進むと紀勢本線(きのくに線)の宮前駅がある。

かつては和歌山県道136号沿いに和歌山バス「神前」停留所があり、95系統(亀川線(JR和歌山駅 - 海南藤白浜))が経由していたが、同路線は2012年(平成24年)9月30日をもって廃止した。現在は同停留所を経由する路線は存在しない。

その他 編集

隣の駅 編集

和歌山電鐵
貴志川線
日前宮駅 (03) - 神前駅 (04) - 竈山駅 (05)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ (南海の最新版を入れた駅も存在する)

出典 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集