第一滝本館

北海道登別市にある旅館・企業

第一滝本館(だいいちたきもとかん、英語: Dai-ichi Takimotokan)は、北海道登別市登別温泉にある旅館企業

第一滝本館
Dai-ichi Takimotokan
施設外観
施設外観
ホテル概要
前身 湯もと滝本
階数 地下2階 - 地上9階
部屋数 395室
延床面積 54,466[1]
駐車場 150台
最寄駅 登別駅
最寄IC 登別東IC
所在地 〒059-0551
北海道登別市登別温泉町55
位置 北緯42度29分42秒 東経141度08分40秒 / 北緯42.49500度 東経141.14444度 / 42.49500; 141.14444座標: 北緯42度29分42秒 東経141度08分40秒 / 北緯42.49500度 東経141.14444度 / 42.49500; 141.14444
公式サイト 第一滝本館 公式サイト
補足 「滝本イン」は姉妹ホテル[2]
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株式会社 第一滝本館
Dai-ichi Takimotokan Co., Ltd.
第一滝本館の所在地
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
059-0551
北海道登別市登別温泉町55
設立 1858年
1952年12月3日(株式会社化)
業種 サービス業
法人番号 8430001057336 ウィキデータを編集
代表者 南智子(代表取締役社長)
資本金 5,000万円
従業員数 270名
関係する人物 滝本金蔵
栗林五朔
南外吉
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概要編集

滝本金蔵が皮膚病を患う妻のために湯小屋を設置したことで始まった登別温泉の老舗旅館[3]。現在営業している北海道内の宿泊施設の中で最も歴史があると言われている[4]。観光経済新聞社主催の『人気温泉旅館250選』による5つ星の宿に認定されており[5]BIGLOBE主催の『みんなで選ぶ温泉大賞』では毎年上位にランクインしているほか[6]、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』改訂第2版による1つ星観光地になっているなど[7]、北海道内有数の旅館となっている。日帰り入浴も行っている。

泉質編集

第一滝本館には5つの泉質と豊富な湯量があり[8]、1,500坪の大浴場からは「地獄谷」を眺めることができる。男女合わせて35ある湯舟を湯守が毎日手作業で清掃している。

  • 酸性—含硫黄—アルミニウム—硫酸塩・塩化物温泉(硫黄泉)
  • 酸性・含鉄(II、III)—ナトリウム—硫酸塩・塩化物温泉(芒硝泉)
  • 酸性・含硫黄—単純温泉(酸性緑ばん泉)
  • ナトリウム・カルシウム—塩化物温泉(食塩泉)
  • ナトリウム・カルシウム・マグネシウム—塩化物・炭酸水素塩温泉(重曹泉)

沿革編集

  • 1858年安政05年):江戸の大工職人であった滝本金蔵が渡道し、長万部に入植。幌別村に転入した後、登別村へ[9]
  • 1881年明治14年):温泉開発のため、滝本金蔵が私費で新道開削[9]
  • 1888年(明治21年):平屋の一部を2階建に改築し、「湯もとの滝本」と命名[9]
  • 1889年(明治22年):湯宿を増築し、初めて内湯を設置[9]
  • 1899年(明治32年):湯客用の外湯を設置[9]
  • 1900年(明治33年):本館及び内湯を増築し、初めて「滝本館」の看板を立てる[9]
  • 1903年(明治36年):石山旅館と岡本旅館を買収し、「第二滝本館」とする[9]。本館を「第一滝本館」と改称[9]
  • 1913年大正02年):滝本家の財産利権を栗林合名会社(現在の栗林商会栗林商船)に譲渡[9][10]
  • 1928年昭和03年):第一新館、浴場増築[9]
  • 1933年(昭和08年):浴場増築[9]
  • 1938年(昭和13年):第八新館に大浴場開場[9]。伊豆・見高温泉滝本開館(1955年閉館)[9]
  • 1952年(昭和27年):「株式会社滝本館」設立[9]
  • 1962年(昭和37年):新浴場第一期増築[9]
  • 1964年(昭和39年):ニセコ滝本開館(1971年閉館)[9]。滝本別館開館(1979年休業)[9]
  • 1966年(昭和41年):新東館開館、新浴場第二期増築[9]
  • 1971年(昭和46年):新西館開館[9]
  • 1977年(昭和52年):滝本イン開館[9]
  • 1986年(昭和61年):新大浴場開場[9]
  • 1989年平成元年):旧大浴場を主厨房に改築[9]。宴会場棟・佳水館開館[9]
  • 1998年(平成10年):夕食バイキング会場オープン[9]
  • 2003年(平成15年):男女露天風呂浴槽増設[9]

施設編集

本館

  • 特別室(プレミアム) (78 m²)
  • 準特別室(プレミアム) (78 m²)
  • 和室(デラックス) (40 m²、44 m²)

南館

  • 特別室(プレミアム) (53 m²)
  • 和室(スーペリア) (26 m²)
  • 洋室ツイン(スーペリア)(26 m²)
  • 洋室トリプル(スーペリア) (26 m²)
  • 大部屋(スタンダード) (53 m²)
  • 和室(スタンダード) (26 m²)
  • ツイン(スタンダード) (26 m²)

東館

  • わんちゃんスイート(プレミアム) (80 m²)
  • わんちゃんツイン(スーペリア) (32 m²)
  • 和洋室(スーペリア) (38 m²)
  • 和室(スーペリア) (32 m²)
  • ツイン(スーペリア) (32 m²)
  • ダブル(スーペリア) (19 m²)

西館

  • 和室(スタンダード) (26 m²、34 m²)
  • バリアフリー(スタンダード) (61 m²)

大浴場

  • 癒しの湯
  • 金蔵の湯
  • 熱の湯
  • 女性露天風呂
  • 女性庭園風呂
  • 男性露天風呂
  • 傷の湯
  • 美肌の湯
  • 美人の湯
  • 鬼の湯(ひのき風呂)
  • 万病の湯
  • かけ湯
  • 滝の湯
  • 気泡風呂
  • 寝湯
  • サウナ風呂
  • 蒸気風呂
  • 歩行浴

プール

  • 温水プール(25 m)
  • ちびっこプール(深さ50 cm)
  • ウォータースライダー
  • ジャグジー

食事処

  • お食事処「湯の里」
  • そば処「いでゆそば」
  • ラーメン「味自慢」

宴会場

  • 佳水館
    • 松(130畳、最大80名、舞台付き)
    • 桜(130畳、最大80名、舞台付き)
    • 杉(58.5畳 最大44名)
    • 椿(65畳 最大44名)
    • 竹(58.5畳、最大38名、舞台付き)
    • 菊(58.5畳、最大38名、舞台付き)
    • 梅(52畳、最大34名、舞台付き)
    • 萩(52畳、最大34名、舞台付き)
    • あじさい(24畳 最大12名)
    • もくれん(24畳 最大12名)
    • くろゆり(掘り炬燵式、最大16名)
    • あやめ(掘り炬燵式、最大16名)
  • 本館
    • いでゆ(450 m²、最大240名、舞台付き)

会議室

  • あかしや(8.5 m×6.8 m)
  • らいらっく(8.5 m×6.8 m)

その他

  • 大金棒(高さ9 m、重さ10 tあり、定時になるとからくりが開く[8]
  • おみやげ処「湯の街」
  • ラウンジ「はまなす」
  • エステルーム
  • 飲泉処ゆのか
  • カラオケ&ダンス「鬼囃子」
  • ピアノサロン「Misty」
  • スナック「ドリーム」

アクセス編集

札幌駅バスターミナルから宿泊専用送迎バス「わくわく号」を運行している(完全予約制)。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 第一滝本館”. 鹿島建設. 2016年2月3日閲覧。
  2. ^ 滝本イン” (日本語). 2018年8月10日閲覧。
  3. ^ 「登別温泉」開湯160年!その始まりは一人の男の妻への愛だった?!”. 北海道ファンマガジン (2018年8月11日). 2018年8月25日閲覧。
  4. ^ 道内で2番目に古い!創業140年の歴史持つ「手稲ステーションホテル」”. 北海道ファンマガジン (2015年9月18日). 2016年2月4日閲覧。
  5. ^ “人気温泉旅館250選”. 観光経済新聞 (観光経済新聞社). https://www.kankokeizai.com/250sen_30/ 2018年8月9日閲覧。 
  6. ^ みんなで選ぶ温泉大賞”. BIGLOBE. 2018年8月9日閲覧。
  7. ^ ミシュラン改定第2版で函館山眺望などが3つ星に”. 北海道ファンマガジン (2011年5月14日). 2016年2月3日閲覧。
  8. ^ a b 温泉だけじゃない!登別温泉の老舗「第一滝本館」の楽しみ方とは?”. 北海道ファンマガジン (2018年8月21日). 2018年8月25日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 歴史”. 第一滝本館. 2018年8月10日閲覧。
  10. ^ 栗林商会125年の歩み”. 栗林商会. 2018年8月10日閲覧。

外部リンク編集