第76回ライスボウル(Rice Bowl 76 by Prudential)は、2022年シーズンXリーグのチャンピオンを決めるアメリカンフットボールの試合。2023年1月3日に東京ドームで開催された。

プルデンシャル生命杯
第76回ライスボウル
Rice Bowl 76 by Prudential
1 2 3 4
PI 7 7 7 0 21
FF 0 10 12 7 29
開催日 2023年1月3日
スタジアム 東京ドーム
開催地 東京都文京区
MVP トラショーン・ニクソン
ハーフタイム yama
テレビ放送
ネットワーク NHK BS1
実況と解説 西阪太志 (実況)
有馬隼人 (解説)
古庄直樹 (解説)
近藤祐司 (場内実況)

2022年シーズンからX1 SuperはディビジョンA・Bに分かれて実施され、ディビジョンAからはパナソニック インパルス、ディビジョンBからは富士通フロンティアーズが出場し対戦する。キックオフは日本時間15時(UTC+9[1]

出場チーム 編集

パナソニック インパルス富士通フロンティアーズが対戦する76回目のライスボウル。今シーズンからX1 SuperはA・Bの2ディビジョンに分かれてレギュラーシーズンを行った。両チームのXリーグ決勝進出は、インパルスは2年連続17回目、フロンティアーズは10年連続14回目である。勝利すれば、インパルスは2015年の第29回ジャパンXボウル以来7年ぶり8度目、フロンティアーズは昨年の第75回ライスボウル以来2年連続7度目のXリーグ優勝となる。両チームが決勝で対戦するのは2年連続5回目で、過去の対戦成績はインパルスが2勝、フロンティアーズが2勝である。

インパルス勝利 引き分け フロンティアーズ勝利
シーズン 大会 勝者 スコア 敗者
2007 第21回ジャパンXボウル 松下電工インパルス
33–13
富士通フロンティアーズ
2015 第29回ジャパンXボウル パナソニック インパルス
24–21
富士通フロンティアーズ
2019 第33回ジャパンXボウル 富士通フロンティアーズ
28–26
パナソニック インパルス
2021 第75回ライスボウル 富士通フロンティアーズ
24–18
パナソニック インパルス

両チームの戦績 編集

パナソニックの戦績
日付 相手 結果 勝敗
レギュラーシーズン
1 9/11 ノジマ相模原ライズ 30-10 1-0
2 9/24 胎内ディアーズ 55-7 2-0
3 10/9 アサヒビールシルバースター 68-0 3-0
4 10/22 オール三菱ライオンズ 73-0 4-0
5 10/5 IBM BIG BLUE 45-14 5-0
プレーオフ(Div.A 1位)
QF 11/19 アサヒ飲料チャレンジャーズ 38-28
SF 12/11 オービックシーガルズ 30-10
 勝利   敗戦 
過去3年の戦績
結果 順位 勝敗
2019 ジャパンXボウル敗退 4位 5-2
2020 レギュラーシーズン敗退 - 1-1
2021 ライスボウル敗退 1位 7-0
QF:クオーターファイナル
SF:セミファイナル
富士通の戦績
日付 相手 結果 勝敗
レギュラーシーズン
1 9/10 東京ガスクリエイターズ 49–0 1–0
2 9/24 otonari福岡サンズ 69–21 2–0
3 10/9 アサヒ飲料チャレンジャーズ 40–7 3–0
4 10/22 エレコム神戸ファイニーズ 38–7 4–0
5 11/6 オービックシーガルズ 21–18 5–0
プレーオフ(Div.B 1位)
QF 11/20 アサヒビールシルバースター 53-3
SF 12/12 エレコム神戸ファイニーズ 39-21
 勝利   敗戦 
過去3年の戦績
結果 順位 勝敗
2019 ジャパンXボウル制覇 3位 7-0
2020 ジャパンXボウル敗退 - 3-0
2021 ライスボウル制覇 2位 6-1
QF:クオーターファイナル
SF:セミファイナル

エンターテイメント 編集

ハーフタイムショー 編集

今年度からGAテクノロジーズの提供による「76th RICE BOWL HALFTIME SHOW presented by RENOSY」としてハーフタイムショーが行われる。

ハーフタイムショーにはミュージシャンyamaが出演した。フィールド中央に作られたステージに登場したyamaは、光や炎の演出と共に「春を告げる」「麻痺」「色彩」の3曲を歌唱した[2]

試合経過 編集

パナソニックインパルス 対 富士通フロンティアーズ
1 2 34Total
パナソニック 7 7 7021
富士通 0 10 12729

開催地 東京ドーム

  • 開催日: 2023年1月3日
  • 試合開始: 15:00(JST
  • 天気: 快晴、9.4℃

シーズン・トーナメント 編集

順位推移表 編集

トーナメント 編集

今年度からプレーオフの方式が変更され、各ディビジョン上位4チーム(計8チーム)がトーナメント方式のプレーオフに進出する。

  クオーターファイナル セミファイナル 第76回ライスボウル
                             
 パナソニック     38  
 アサヒ飲料     28  
   パナソニック     30  
   オービック     10  
 ノジマ相模原     9
   オービック     21  
     パナソニック 21
   富士通 29
   IBM     25  
 エレコム神戸     35  
   エレコム神戸     21
   富士通     39  
 アサヒビール     3
   富士通     53  

脚注 編集

  1. ^ 第76回ライスボウル:大会概要”. Xリーグ. 2023年12月1日閲覧。
  2. ^ アメフト日本選手権プルデンシャル生命杯 第76回ライスボウル ハーフタイムショー出演アーティスト決定”. 公益社団法人日本アメリカンフットボール協会 (2022年11月26日). 2023年12月1日閲覧。

関連項目 編集