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経木(きょうぎ)とは、薄い木の板である。材質は主にスギヒノキが用いられる。通常は柾目で削られている。

記録媒体としての経木編集

  • が普及する前は、広く一般の記録媒体として用いられた。削れば書き直しが何度でも出来るので、紙が高価な時代には欠かせないものであった。

仏具としての経木編集

包装材としての経木編集

  • 柔軟性が出る薄さにまで薄く削り、生鮮食料品、おにぎりなどの食品を包装する材料やトレイなどに用いられる。日本では大和時代から使われてきた包装材だが、近年はビニール袋の普及により使用量が激減。しかし最近、通気性や殺菌性に優れていること、使用後は焼却や堆肥化バイオマス利用ができ環境に優しいとして再び脚光を浴びている。
  • 駅弁でもその特性から、現在でも折箱に利用しているところがある。鹿児島本線折尾駅にある東筑軒の「かしわめし」や、山陽本線宮島口駅にあるうえのの「あなごめし」、東海道新幹線新横浜駅などで販売されている、横浜工場産の崎陽軒シウマイ弁当などの使用例がある。
  • かつて日本の主要輸出品であったマッチの箱は、昭和30年代頃までは経木で作られていた[1]

帽子素材としての経木編集

経木帽(きょうぎぼう)、あるいは経木帽子と呼ばれるものは、経木を薄く削ってひも状にして編んだもので、軽くて通気性が良いため農作業で良く利用される。 .

出典編集

  1. ^ “マッチの世界”. 日本燐寸工業会. http://www.match.or.jp/talk/talk01.html 2014年12月19日閲覧。