藤本 三郎(ふじもと さぶろう、1967年11月21日 - )は、地方競馬福山競馬場所属の元騎手である。広島県福山市出身、血液型B型、身長167cm。

藤本三郎
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 広島県福山市
生年月日 (1967-11-21) 1967年11月21日(56歳)
身長 167cm
血液型 B型
騎手情報
所属団体 福山市競馬事務局
所属厩舎 寺田寛(福山)→
渡邉貞夫(福山)→
小嶺英喜(福山)
勝負服 胴赤・袖青・白山形一文字→
胴白・青縦縞、袖青
初免許年 1985年
免許区分 平地
騎手引退日 2013年3月24日
通算勝利 13424戦1305勝
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来歴 編集

1985年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得。同年4月27日福山競馬第3競走でスマノピリカに初騎乗(5頭立て2着)。同日の福山競馬第4競走でミニモンテに騎乗し初勝利。

1986年8月24日第1回全日本新人王争覇戦出場(10人中4位)[1]

2004年1月12日第16回福山競馬2日目第5競走3歳7組条件戦をタカサゴヒットで勝利(10頭立て2番人気)し、地方競馬通算1000勝達成。

2008年10月13日第11回福山競馬4日目第8競走3歳4組条件戦をスリリングシャトーで勝利(9頭立て1番人気)し、地方競馬通算1200勝達成。

2010年5月31日寺田寛厩舎から渡邉貞夫厩舎へ所属変更。その後同年6月14日小嶺英喜厩舎へ所属変更した。

地方通算成績は13424戦1305勝・2着1369回・3着1527回・勝率9.7%・連対率19.9%だった。

2013年3月、福山競馬場の廃止に伴い引退。引退後はミッドウェイファーム茨城県行方市)で働いた[2]のち、現在は船橋競馬場で厩務員を務めている[3]

人物・エピソード 編集

  • 騎手時代の愛称は「サブロー」「サブちゃん」。藤本自身も『野球はイチロー、競馬はサブロー』をキャッチフレーズとして用いていた[4]
  • 思い出に残るレースとしては、初めて全国区の競走で優勝したラピッドリーランタマツバキ記念(2006年)を挙げている。主戦の片桐正雪が落馬負傷し、代打騎乗で掴んだ勝利だった。

主な騎乗馬 編集

  • マルゼンパワー(1991年銀杯)
  • ローレルキセキ(1995年ヤングチャンピオン)
  • ハギノハートリング(1996年ローゼンホーマ記念
  • パッピーケイオー(2000年ローゼンホーマ記念、福山桜花賞、福山菊花賞)
  • アレクシア(2000年福山ダービー
  • ミスターカミサマ(2000年銀杯)
  • トモシロトーザイ(2002年福山ダービー)
  • ラピッドリーラン(2006年タマツバキ記念)

脚注 編集

  1. ^ 第1回 全日本新人王争覇戦 - おうまのアイコン wire-to-wire 〜競馬のドット絵・無料HP素材専門サイト〜
  2. ^ 福山競馬場、最後の日 - ウェブハロン2012
  3. ^ TCK mobile - 大井競馬場
  4. ^ 株式会社 福山エース --福山競馬専門紙--

関連項目 編集

外部リンク 編集