西宮車庫(にしのみやしゃこ)は、兵庫県西宮市にある阪急電鉄車庫

概要編集

西宮北口駅の東側にあり、神戸線(神戸本線今津線甲陽線伊丹線)の車両が所属する車庫である。阪急神戸線の開業に合わせて、1920年(大正9年)に開設された。

かつては、車庫の東側に西宮工場が設置されており、神戸線・宝塚線所属車両の全般検査を請け負っていた。しかし、本線の連結両数の増加による敷地の狭隘化により、車両収容場所の拡張が必要であった事と、1500Vへの昇圧により工場が集約化可能になったことから、1968年(昭和43年)に正雀工場に集約され、工場部分は留置線の拡張用地に使用された。

阪神・淡路大震災後、敷地の北側の一部を道路拡幅のために供出し、やや面積が狭くなった。

所属車両編集

  • 5000系-5001F・5002F・5004F・5006F・5008F・5010F・5012Fの6両編成が所属。今津北線用。
  • 5100系-休車の5102・5131の2両が所属。
  • 6000系-6001F・6004F・6008F・6012Fの4両編成、6010F・6020F~6023F・6025F・6026Fの3両編成、6016Fの2両編成が所属。4両編成は伊丹線用。6010F・6020F~6023Fはワンマン運転対応で、今津南線・甲陽線で運用。6025Fと6026Fは通常は2編成繋げて今津北線で運用されるが、6026F側はワンマン予備車となっており、6025Fを切り離して、今津南線・甲陽線で運用されることがある。6016Fは通勤特急10連運用の専用車両。
  • 7000系-7000F・7002F~7004F・7007F~7010F・7012F~7014F・7019F~7022F・7027Fの8両編成、7001F・7017F・7023Fの6両編成、7090Fの4両編成、7005F・7030F・7034F~7037Fの2両編成が所属。8両編成のうち、7000F・7002F・7003F・7004F・7027Fは通勤特急10連運用指定編成。6両編成車は大阪梅田側に8000系2両編成を繋げて8両編成を組成。今津北線の予備車を兼任している。7090Fは通常は7005Fと併結して今津北線で運用されており、伊丹線の予備車を兼任している。7005Fは通勤特急及び10連特急の予備車。7034Fと7035Fは併結して伊丹線で運用されている。7030F・7036F・7037Fは通勤特急の10連運用指定編成の大阪梅田側に併結して運用。
  • 8000系-8000F~8003F・8008F・8020Fの8両編成、8030F~8033F・8035F・8042Fの2両編成が所属。8031F・8032F・8035Fは7000系の6両編成と組んで8両編成を組成。通勤特急10連運用および10連特急の予備車。8033Fは10連特急、8042Fは通勤特急10連運用の専用車両。
  • 8200系-8200F・8201Fの2両編成が所属。朝の10連特急の専用車両。
  • 9000系-9000F・9002F・9004F・9006F・9008Fの8両編成が所属。10連特急運用対応。
  • 1000系-1000F・1002F・1005F・1007F・1008F・1010F・1011F・1014F・1016F・1017Fの8両編成が所属。朝の10連特急運用非対応。1010Fは宝塚線予備車。

車庫内での事故編集

2011年11月11日午前6時40分頃、車庫内で、営業前の列車(8両編成)が分岐ポイントに乗り上げ、先頭車両が脱線した。けが人はなかったが、この列車など7本が運休、116本が最大で14分遅れた。約8万9千人に影響が出た。 阪急電鉄によると、運転士が出庫のための試験運転で列車を動かしている際、赤信号になっていた分岐ポイントに進入。ポイントを無理やり押し出す形で進んだが、後退の際にポイントに乗り上げ、台車の一部が脱輪した。車両には、自動列車停止装置(ATS)が設置されていたが、試験中は解除することになっており、作動しなかった。

関連項目編集