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略歴編集

大阪出身。奈良学芸大学(現・奈良教育大学)卒業。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良国立文化財研究所研究員、福岡県教育委員会、九州大学文学部助教授、1987年教授、2002年定年退官[9]、名誉教授。
九州大学在籍中は科学研究費補助金研究を主催、水中考古学[10]、シルクロードと九州との関係の考察[11]、先史学[12]、比較考古学の視点による東北アジアの先史文化研究[13]を手がける。

また佐賀県立名護屋城博物館初代館長を務め、2004年伊都国歴史博物館館長に就任[14]。2006年日本考古学協会会長。朝鮮半島を中心に東アジアの古代史を比較考古学的に研究する。また世界遺産登録について「宗像・沖ノ島」の推薦書を作成、宗像神社をはずすよう勧告するユネスコに対し、文化としての関連性を説き一括認定に貢献した[6]

受賞編集

  • 2003年 第62回西日本文化賞受賞[15]

著作物編集

  • 『韓国考古通信』学生社、1981年。
  • 魏志倭人伝の考古学 邪馬台国への道』学生社、2009年。
  • 『古代北東アジアの中の日本』梓書院、2010年。
  • 『古代日本と朝鮮半島の交流史』同成社〈市民の日本史〉、2013年。
  • 『北東アジアの中の弥生文化―私の考古学講義〈上〉』梓書院、2016年1月。
  • 『北東アジアの中の古墳文化―私の考古学講義〈下〉』梓書院、2017年5月。
  • 『地域の考古学—私の考古学講義』梓書院、2018年12月。

編著・共編編集

  • 『朝鮮考古学年報 1970年』東出版、1973年。
  • 『考古学からみた古代日本と朝鮮』学生社、1978年。
  • 『古代朝鮮と日本』名著出版、1990年。 古代史論集
  • 三角縁神獣鏡と邪馬台国』王仲殊、樋口隆康共著、梓書院、1997年。
  • 『韓半島考古学論叢』すずさわ書店、2002年。 編集代表
  • 『日本古代史大辞典 旧石器時代~鎌倉幕府成立頃』上田正昭監修・編集 井上満郎愛宕元和田萃共編、大和書房、2006年。
  • 『東アジア考古学辞典』東京堂出版、2007年。
  • 『研究最前線邪馬台国 いま、何が、どこまで言えるのか』石野博信高島忠平吉村武彦共編〈朝日選書〉、2011年。
  • 伊都国の研究』学生社、2012年。
  • 『邪馬台国をめぐる国々』雄山閣〈季刊考古学・別冊〉、2012年。
  • 『対馬海峡と宗像の古墳文化』安田 喜憲, 西谷 正 (編)、雄山閣〈環太平洋文明叢書〉、2016年5月。

翻訳編集

  • 金 錫亨「『全世界史』(ソ連科学院編) 朝鮮関係叙述の重大な錯誤について」『考古学研究』第14巻第2号、考古学研究会、1967年10月、 34-41頁、 ISSN 0386-9148NAID 40001202471
  • 白 錬行「『夫祖〔ワイ〕君』印について」『考古学研究』第14巻第4号、考古学研究会、1968年3月、 86-90, 85、 ISSN 0386-9148NAID 40001202487
  • 李 淳鎮「『夫租〔ワイ〕君』墓について」『考古学研究』第14巻第4号、考古学研究会、1968年3月、 78-85頁、 ISSN 0386-9148NAID 40001202488
  • 金 用〔カン〕「金海貝塚の墳墓について」『考古学研究』第15巻第1号、考古学研究会、1968年6月、 62-78頁、 ISSN 0386-9148NAID 40001202495
  • 鄭永鎬、孔泰瑢『石造』竹書房〈国宝 : 韓国7000年美術大系 / 孔泰瑢訳〉、1985年。NCID BN01442134
  • 李健茂『義昌茶戸里遺跡発掘進展報告 : 日本語篇』しこうしゃ図書販売 (発売)、1990年。NCID BN05934232
  • 大韓民国文化部文化財管理局『雁鴨池 : 発掘調査報告書』大韓民国文化部文化財管理局, 学生社 (発売)、1993年。NCID BN09177795 本文編、図版編

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 韓国、東亜大学校・公州大学校より名誉文学博士を授かる[8]

出典編集

  1. ^ 「首長墓の出現と王墓の形成過程」『九州歴史資料館研究論集』第35号、2010年、 1-19, 巻頭1p、 ISSN 0910-1314NAID 40017183344
  2. ^ 「邪馬台国最新事情」『石油技術協会誌』第75巻第4号、2010年7月、 277-285頁、 doi:10.3720/japt.75.277ISSN 0370-9868NAID 10026648680
  3. ^ 「東アジアのクレタ島--壱岐島」『九州歴史資料館研究論集』第36号、2011年、 巻頭; 1p,1-13、 ISSN 0910-1314NAID 40019048818
  4. ^ 「「胸形」国の可能性」『九州歴史資料館研究論集 = Study of Kyushu Historical Museum』第38号、2013年、 85-94頁、 ISSN 0910-1314NAID 40019770101
  5. ^ 「沖ノ島」世界文化遺産へ 宗像三女神を引き裂く勧告、“辞退”の選択肢も」『産経新聞』、2017年5月7日。2019年4月22日閲覧。, オリジナルの2017年5月7日時点によるアーカイブ。
  6. ^ a b 【世界遺産】九州大名誉教授・「海の道むなかた館」館長、西谷正さん(78)「宗像・沖ノ島」推薦書を作成「全体で一つの完成された文化」」『産経新聞』、2017年7月9日。2019年4月22日閲覧。, オリジナルの2017年7月9日時点によるアーカイブ。
  7. ^ 邪馬台国編集部, 編纂.「古代東アジアのなかの宗像 (総力特集 宗像(むなかた)と古代日本 : 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群特集)」『季刊邪馬台国』第132号、梓書院、2017年、 29-41頁。
  8. ^ 『東アジア考古学辞典』編者略歴”. 紀伊國屋書店. 2019年4月22日閲覧。
  9. ^ 人文学科考古学研究室 › 教員紹介 > 九州大学名誉教授 西谷正”. 九州大学文学部. 2019年4月22日閲覧。
  10. ^ 西谷正 (研究代表者)『鷹島海底における元寇関係遺跡の調査・研究・保存方法に関する基礎的研究 (課題番号 01102041) : 平成元年–3年度科学研究費補助金 (総合研究 A) 研究成果報告書』九州大学文学部考古学研究室、1992年。OCLC 30358097
  11. ^ 『シルクロードによって結ばれた, 中国新疆地区と我が国九州地区との比較考古学的研究 :1992–1994年度科学研究費補助金(国際学術研究)』九州大学文学部考古学研究室、1995年(ja, en, zh)。OCLC 69244288
  12. ^ 東アジアにおける支石墓の総合的研究:1994–1996年度(基盤研究(A))”. KAKEN. 2019年4月22日閲覧。
  13. ^ 『東北アジアにおける先史文化の比較考古学的研究 : 平成11–13年度科学研究費補助金研究成果報告書 (基盤研究 (A)(2))』九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室、2002年(ja, en)。OCLC 69244193
  14. ^ 福岡女学院大学公開講演会「がんばろう日本!いま日本を知る意義!邪馬台国の奴国の謎に迫る」(9月23日開催)」、福岡女学院大学、2011年9月2日、2019年4月22日閲覧。
  15. ^ 古代史 講師紹介と講義方針”. NPO法人 福岡歴史研究会. 2019年4月22日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集