近藤晋
近藤 晋(こんどう すすむ、1929年4月 - 2017年2月2日[1][2])は、日本のテレビ・映画プロデューサー。日本のプロデューサーの草分け的存在。兵庫県神戸市出身。
経歴 編集
神戸一中学校、成城高校を経て、学習院大学政治経済学部を中退。劇団民藝演出部を経て、1959年にNHK入局。
1985年にNHK退職後、総合ビジョン、東北新社クリエイツ社長などを歴任しながら、企画プロデューサーとしてテレビ、映画、演劇など広い分野で活躍。
代表作品 編集
テレビ 編集
- 松本清張シリーズ・中央流沙(1975年、制作)
- 紅い花(1976年、制作)
- 男たちの旅路(1976年 - 1977年、制作)
- およね平吉時穴道行(1977年、制作)
- 黄金の日日(1978年、制作)
- 獅子の時代(1980年、制作)
- 男たちの旅路スペシャル 〜戦場は遥かになりて〜(1982年、制作)
- ビゴーを知っていますか(1984年、プロデューサー)
- 山河燃ゆ(1984年、制作)
- シャツの店(1986年、制作)
- 春の砂漠(1988年、プロデューサー)
- 松本清張作家活動40年記念・けものみち(1991年、プロデューサー)
- 往診ドクター事件カルテ(1992年、プロデューサー)
- ホテルドクター(1993年、プロデューサー)
- 春の一族(1993年、プロデューサー)
- 秋の一族(1994年、プロデューサー)
- 夏の一族(1995年、プロデューサー)
- 大往生(1997年、プロデューサー)
- 失楽園(1997年、プロデューサー)
- 永遠の仔(2000年、企画)
- 陰陽師(2001年、プロデューサー)
- 天国への階段(2002年、企画・プロデューサー)
- ナイフの行方(2014年、制作統括)
- 陰陽師 (2015年のテレビドラマ) (2015年、テレビ朝日、プロデューサー)
- [1](2016年、テレビ朝日、チーフプロデューサー)
映画 編集
- ミスター・ベースボール(1992年、制作総指揮)
- クライムブローカー/仮面の誘惑(1992年、制作総指揮)
- レッスン LESSON (1994年、制作総指揮)
- 愛の黙示録(1997年、総合プロデューサー)
- 義務と演技(1997年、企画)
- 長崎ぶらぶら節(2000年、企画)
- 陰陽師(2001年、企画)
- 竜二Forever(2002年、企画)
- 精霊流し(2003年、企画・翻案)
- 陰陽師II(2003年、企画)
- 青空のルーレット(2007年、企画)
受賞 編集
著作 編集
- プロデューサーの旅路(朝日新聞社、1985年)
脚注 編集
- ^ “訃報 近藤晋さん87歳=テレビ・映画プロデューサー”. 毎日新聞. (2017年2月2日) 2017年2月2日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “近藤晋さん死去”. 朝日新聞デジタル (2017年2月3日). 2021年1月26日閲覧。